手汗で困っているという方、結構多いようですね。
考えてみると手汗ってかなり日常生活に支障をきたしていますよね。
手汗の原因を知れば、手汗を止める対策も色々あるので、諦めないで最後までこの記事を読んで下さいね。
でも、どうやって手汗を止めるの？というのが率直に知りたいことですよね。
手術すれば治ると聞いたけど、手術って何か怖い！と思うのも当然です。
もちろん、自分で手汗を止める対策が出来ればいいのです。
手術はあくまで最終的な方法です。
ですが、手術で手汗を止めるという方が多いのも事実です。
手汗で悩んでいる方には切実な問題ですから、出来れば自分の原因に合わせた対策を取りたいところですね。
➀手汗の原因は5つ
手汗の原因は主に5つ挙げられます。
原因1〇精神的要因
不安、緊張などの精神的ストレスからなる。
原因2〇肥満
原因3〇ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れる。
また、月経、妊娠、更年期障害も原因の一因。
原因4〇病気
原因5〇生活習慣の乱れ
熱いもの、辛いものの食べ過ぎ。
コーヒー、たばこの飲み過ぎ。
これらからくる手汗は手掌多汗症と呼びます。
手掌多汗症にはレベルがあります。
レベル１・・・手の平が汗で湿っている
レベル２・・・手の平に汗の水滴ができる
レベル３・・・手汗が垂れてくる
レベル２以上でしたらお医者さんに診てもらった方がいいでしょう。
➁手汗などの多汗症の診断基準
多汗症は大きく2つに分けられます。
1つは原因の分からない状態の原発性局所多汗症。
もう1つは病院へ行った方がいい状態の続発性局所多汗症。
この見極めを下の６つの項目からしていきましょう。
１、手汗が片方だけでなく両手である
２、日常生活に不都合がある
３、１週間に１回以上の多汗がある
４、汗が出るなと感じたのが25歳以下の時である
５、家族に汗っかきな人がいる
６、睡眠時は多汗ではない
この６つの項目の中で２つ以上あること。
それが過去６カ月の間で該当するとなると、原発性局所多汗症であるとされています。
➂手汗を止める対策
手汗の手掌多汗症は基本的に皮膚科です。
では皮膚科ではどんな対策や治療法があるのでしょうか。
対策➀医師によるカウンセリング
手汗などの汗に対してのネガティブなイメージを取り除いたり、予期不安という、不安がまた不安を招く堂々巡りの考え方を取り除いたりする。
対策➁制汗剤の使用
今までの市販の制汗剤は手掌多汗症には効果がないとされてきました。
しかし、近年、手汗用の制汗剤が出ています。
対策➂薬物療法
ブロバンサインと言う神経遮断約を用いて手汗解消を行います。
ただし、副作用が認められていますので、あまりお勧めはしません。
対策➃手術
多汗症内視鏡手術というものです。
脇の下に4mm～5mmの穴をあけて、そこから管を差し込みます。
内視鏡を見ながら胸部の交感神経を断つことで治す手術です。
両サイドで10分程度で終わります。
ですから、入院の必要もありませんし、手術の痕も目立ちません。
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