呼吸困難の原因が分からず、その症状に悩まされている方はいないでしょうか。
呼吸困難の症状は老若男女問わず出てくる可能性があるため、自分は大丈夫と思っていてもある日突然!となるかもしれません。
そんなときに対処法が分からないと、余計パニックになってしまって、症状が長引いてしまう原因になってしまいます。
さらに一人暮らしの方は、看護をしてもらう人がすぐ見つからないと思うので、しっかりと対処法をここで学び、いざというときに役立てましょう。
しかし看護してくれる人がいる場合や看護する側にも注意が必要です。
間違った看護をすると余計に症状が悪化してしまう可能性があります。
そこで看護の仕方もここでレクチャーするので、家族のいる方も、一人暮らしの方も看護法の知識を入れておくことに損はありません。
呼吸困難はどうしてなるの?その症状は?
症状としては、いくら空気を吸い込んでも息苦しい、横になると呼吸がしづらい、深呼吸ができない、喉に空気がつっかえたようになるなどの状態になります。
そして呼吸困難になる原因は5つ存在するようです。
1. 酸素不足
室内の酸素が薄くなったりすると、普段通り呼吸しているようでも、体内の酸素が減少し、急に息苦しくなっていくことがあります。
特に冬場はヒーターによって閉め切った室内の酸素量が急激に低下していきます。
2. アレルギー
アレルギー体質で、ハウスダストやある食品などに免疫がない人は、元々気管支が狭くなっている場合が多く、その結果呼吸困難になりやすいとされています。
3. ストレス
不安感や緊張による精神のストレスによって、呼吸が不安定になり上手く酸素を取り込めずに呼吸困難になる場合があります。
4. 空気汚染
大気が汚く長時間そんな環境にいると、肺や気管支が汚れて呼吸困難の原因になる可能性があります。
特にタバコを吸う人などは、自分も注意しなければなりませんが、周囲の人にも影響してしまうかもしれません。
5. 病気の影響
肺炎、COPD、喘息、エコノミー症候群、肥満による気管圧迫の影響で、呼吸困難を引き起こす場合があります。
呼吸困難の対処法
呼吸困難の対処法は主に5つ挙げられます。
・とりあえず落ち着く姿勢をとる
・吸い込む空気を一定量にするために、小さめのビニールなどを口に当てて呼吸する
・呼吸が苦しいからといって、パニックにならずにとりあえずリラックス!
・新鮮な空気を吸うために換気する
・考えごとや悩みごとをしている最中に呼吸困難になった場合は、ストレス症状なので、頭をリフレッシュして呼吸が楽になるまでは、一旦何も考えないようにしましょう。
呼吸困難での看護の仕方・注意点
周りの人がもし呼吸困難になった場合には、一緒にパニックにならないように注意しなければなりません。
他の人が大きな声を出したりして、パニックになると、余計に症状が悪化してしまいます。
看護の方法は、背中をゆっくりさすってあげる、楽な体勢にしてあげる、水を用意してあげるなどが最適です。
背中を強く激しくさするのは、リラックスを防止して、余計に呼吸が苦しくなるので避けましょう。
しかし人によっては看護してもらうことによって、心配させてしまったなどと考えるからなのか、余計にストレスを与えてしまったり、早く治さなければと焦ったりすることで症状が長引いてしまう場合があるので、相手が本当にリラックスできているかをよく見ることが必要です。
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