敬語は分かっているようで、いざというときになるとその敬語の使い方は本当に正しいのか不安になるなんてことがあるかと思います。
さらに社会人は敬語が最低限のマナーとなり、使う機会も増えてくるため、正しい敬語をマニュアルやドリルを見て確認している方もいるのではないでしょうか。
そのように、敬語の使い方をマニュアルやドリルで学ぶのも良いですが、最近ではスマホやパソコンですぐに敬語一覧を開いて見ることができるため、マニュアルやドリルはもう必要ありません。
これから、その敬語の使い方に関する一覧をここでも紹介しますので、是非参考にして頂けたらと思います。
尊敬語・謙譲語・丁寧語の使い分け
敬語にはそもそも、尊敬語、謙譲語、丁寧語と種類がありますが、それらをどう使い分ければ良いかを知っておくことが大切です。
●尊敬語
尊敬語は、尊敬という通り「相手の立場をたてるとき」に使うものです。
例えば、「される」、「なされる」などで、
・今日の会議には御出席なされますか?
・外出なされる
が尊敬語の例となります。
●謙譲語
謙譲語は尊敬語のように相手のことを話すのではなく、「自分の行動や言動を丁寧に相手に伝えるとき」に使用する敬語です。
例えば、「いたす」、「いただく」などで、
・明日の会議には出席いたします。
・お電話いただきました。
などが謙譲語の例となります。
●丁寧語
丁寧語は、最も一般的な敬語で、なにか物事を目上の方などに丁寧に伝える際に用いられるものです。
例えば、「です・ます」、「します」などで、
・もうすぐ行きます
・電話します
などが丁寧語の例となります。
マニュアル不要の敬語の一覧
上記で尊敬語、謙譲語、丁寧語の見分け方やその詳しい使い方について例を挙げてみましたが、いざ敬語を使う際には以下の敬語一覧を利用してみるのもオススメです。
【よく使う敬語一覧】
①行く
尊敬語⇒いらっしゃる、謙譲語⇒うかがう、丁寧語⇒行きます
②言う
尊敬語⇒おっしゃる、謙譲語⇒申し上げる、丁寧語⇒言います
③食べる
尊敬語⇒いただく、謙譲語⇒召し上がる、丁寧語⇒食べます
④する
尊敬語⇒なさる、謙譲語⇒させていただく、丁寧語⇒します
⑤知っている
尊敬語⇒ご存じ、謙譲語⇒存じ上げる、丁寧語⇒知っています
⑥帰る
尊敬語⇒お帰りになる、謙譲語⇒失礼する、丁寧語⇒帰ります
敬語で印象が変わる!?
いかがでしたか。
このような敬語一覧は、ネットで検索するとさまざまな種類がでてくるため、もっと詳しい敬語一覧が見たいという方は、マニュアルやドリルが無くても、一度ネット上で調べてみると良いでしょう。
慣れれば一覧を見なくても、謙譲語、丁寧語、尊敬語を自然と使い分けることができるので、まずはそこの使い分け方を身に付けることが大切です。
そして社会人になると、敬語がきちんと使えているかいないかで、上司や話し相手があなたに抱く印象もガラっと変わってきます。
よって、敬語は最低限のマナーとして意識しながら使うことをオススメします。
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