野焼きは法律で禁止されていますが、そもそも野焼きを知らない人も多いかと思います。
そんな野焼きとは、不要になった紙や木のくずを野外でドラム缶など使用して燃やすことを野焼きと言い、法律で禁止されています。
しかし、法律で禁止されている野焼きですが、野焼きをしても良いという例外もあるのです。
野焼きが禁止されている理由は、大体想像がつくかと思いますが、最も多い理由が、野焼きは煙が凄く洗濯ものにニオイがつくため、近くで野焼きをされてしまうと洗濯ものが干せなくなり、窓を開けることもできません。
そのため近隣からの苦情が多く、野焼きは禁止とされています。
そこで今回は、野焼きが法律で禁止な理由や例外について詳しく説明していきますので、参考にしてみて下さい。
野焼きが法律で禁止されている理由とは?
上記で軽く説明しましたが、野焼きをすると煙が多くでるため、近隣の人は洗濯ものを干すことができなくなってしまいます。
さらに塩化ビニルなどゴミを野焼きすると、悪臭が凄く、煙だけではなく、ダイオキシン類などの有害物質が発生することもあるため、人体にも悪影響を与えてしまいます。
そのため、野外や野山での野焼きは市民の生活環境を保つためにも法律で禁止されています。
よって野焼きはしないようにし、市のゴミ収集などに出すようにしましょう。
では、野焼きをしてしまった場合には法律でどのような罰則があるのかというと、5年以下の懲役、または1000万以下の罰金刑となります。
しかし、実際の罰金は地域によって10~30万になることもあります。
野焼きをしても良い例外は何?
有害物質を発生する可能性のある野焼きは、基本法律で禁止されていますが、農業を営む一部の野焼きは例外とされています。
その他にも禁止されている野焼きは、日常生活での軽火な焚火程度であれば、例外として認められることもあります。
このように農業での例外の場合も、近隣からの苦情があると行政指導を受ける必要が出てきます。
よって、例外でも野焼きをする時間帯や風向きを考え、周りへの配慮をしっかりとしなければいけません。
上記で述べたように塩化ビニルなどを含むゴミを燃やすのは、例外の場合でも人体に影響のある有害物質が発生するため、燃やすものにも注意が必要となります。
例外以外の場合には野焼きはしないように!
野焼きは法律で禁止されていますが、野焼きによる苦情は毎年あり、近隣の人たちに迷惑をかけています。
野焼きによる煙によって、気分の悪くなってしまう人もいるため、家庭で出たゴミは決まったゴミ収集場所に出すようにしましょう。
農業では稲や枯れ葉を燃やしているのを良く見かけるかと思いますが、農業の場合は、害虫駆除や農作物の肥料のために行っているため例外となるのです。
さらに例外として野焼きをしている農業の人たちは、なるべく煙が出ないように配慮もしているのです。
よって通常の人が自宅で野焼きをしてしまうと、火災などにも繋がる危険性があり、法律で禁止されているので辞めておきましょう。
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