運動中や睡眠中などに突然足がつってしまい、激しい痛みを感じたことはないでしょうか。
そのほとんどが前触れもなく起きるため、対処に困るものです。
また足がつる場合、ふくらはぎやすねなど、つる部位が色々あることをご存知でしょうか。
また、足がつる原因によっては食べ物によって効果的に改善できる場合があります。
今回はすねなど足がつった場合の対処法や足のつりを予防できる食べ物を紹介します。
足がつると言っても場所はさまざま
・ふくらはぎがつる
足の中でも最も多いのがふくらはぎです。
ふくらはぎはつりやすい傾向にあり、特に睡眠中につることが多いです。
筋肉疲労や運動不足、食べ物の偏りなどが原因に考えられています。
・足裏がつる
足裏もつりやすい箇所になります。
エアコンによる冷えや冬場の寒さ、冷え性の人に起こりやすく、血行不良が原因であることがあります。
また肝臓の病気である場合もあります。
アルコールの摂取に関係なく起きるので、気になる人は病院を受診すると良いでしょう。
・太ももがつる
つる頻度としては少ない部位ですが、太もももつることがあります。
太もも裏の筋肉がつり、主に運動などで筋肉を酷使した場合に起こります。
筋肉量が多いため、他の部位と比にならないほどの激痛があるのも特徴です。
・すねがつる
太ももと同様に、つる頻度としてはとても少ない部位になりますが、すねもつることがあります。
すねのつりは、運動不足や筋肉疲労、食べ物の偏りなどが原因で起きると考えられています。
足がつった時の対処法
足がつった時の対処は部位によって少しずつ違ってきます。
ふくらはぎや足裏がつった場合の対処は、つま先を持ち手前にひくようにして筋肉を伸ばすと良いでしょう。
しばらく伸ばした状態をキープします。
太ももがつった場合の対処としては、座った状態または立った状態で足を延ばし、体を足につけるようにして太もも裏を伸ばすと良いでしょう。
また立った状態でつま先を持ち、太もも裏とふくらはぎをくっつけるようにストレッチすることも試してみましょう。
すねがつった時の対処は、すねをさするようにマッサージしましょう。
筋肉を伸ばすように正座をしても良いです。また、すねのつりには「足三里」というツボを押すことも効果的な対処法です。
膝の外側に出っ張った骨のくぼみがあり、そこから10cm(指4本)ほど下の場所です。
すねがつらないように日頃からツボを押すことをおすすめします。
食べ物による足つり予防
足がつる原因はさまざまですが、その原因の一つに、ミネラル不足があります。
ミネラルは筋肉の収縮を助ける働きがありますが、食べ物が偏りミネラルが不足すると、筋肉が異常けいれんを起こすのです。
そのため、ミネラルを補う食べ物を意識的に摂ることで、足のつりを予防できるのです。
ミネラルは鉄や亜鉛、カリウム、カルシウム、マグネシウムなど100種類以上存在します。
これらを多く含む食べ物としては、
- レバーやカキ
- あさりやしじみなどの貝類
- 牛乳やチーズなどの乳製品
- 鶏肉や豚肉
- 豆腐や納豆などの大豆製品
- 海藻類
など多く挙げられます。
何か一つの食べ物を食べてもミネラルは十分に摂取できないため、これらの食べ物を偏りなくバランスよく摂ることで、ミネラル不足を補い、足のつりを予防できるのです。
最後に
今回はふくらはぎやすねなど足がつった時の対処法や食べ物での対処法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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