皆さんはアイスプラントをご存知でしょうか?
アイスプラントとは、ハマミズナ科の植物のことを言います。
フランスではフランス料理の食材として注目を浴びている植物で、日本でも塩味のする新野菜として紹介されたことがきっかけで、全国各地で栽培され始めました。
このアイスプラントに含まれるピニトールには、肺機能改善や血糖値改善作用効果があるとされています。
そんなアイスプラントですが、自宅で簡単な育て方とおいしい食べ方があります。
今日は自宅でも育て方で必要な物やおいしい食べ方について書きますので、参考にしてみて下さい。
アイスプラントの食べ方
アイスプラントは食感がプチプチとしていて、しかもほんのり塩味になっています。
よって食べ方はサラダにしたり、そのまま食べても美味しいと言われており、初めて食べたときは美味しさと不思議な食感に感動するでしょう。
アイスプラントを、ビールやお酒のおつまみにして食べる食べ方でも最適です。
また塩味を生かして納豆の薬味として刻んで入れる食べ方なら、醤油をかける量を減らすことができるので、減塩にもなります。
その他にもトマトと一緒に生春巻きに巻いて食べたり、クリームチーズや生ハムとも相性が良いのです。
天ぷらなどにする食べ方ですと、熱を加えることで食感が変わり葉に粘り気が出て、アイスプラントは塩気があるので天つゆが無くても食べられます。
サっとゆでてマリネにする食べ方でも、鮮やかな緑とシャキシャキ食感が残り美味しく食べることのできるアイスプラントを1度食べてみてはいかがでしょうか。
アイスプラントの育て方
育て方ですが、アイスプラントは種と苗から育てることができます。
アイスプラントの場合庭植えにする育て方もありますが雨に弱い性質があり、薄い塩水を与えて育てることから、他の植物とは分けたプランターで自宅栽培する育て方をおすすめします。
育て方その1・種まき
アイスプラントは発芽適温が15~20度であることから、2~3月か9~10月に植え付けることができるのです。
清潔な種まき用土を用意し、育苗ポットなら9センチのものに、プラグトライなら一粒の割合で種まきをしていきます。
その後、種が流れないように霧吹きなどで水を与え、日陰で水を切らせないように管理していきましょう。
そして20~40日ほどすると本葉が3~4枚ほどに生長するので、プランターに定植させていきましょう。
育て方その2・水やり
アイスプラントは過湿に弱く、乾燥気味の環境を好みますので、土の表面が乾いたのを確認してからたっぷりと水を与えましょう。
また塩水を与えることで、プチプチな食感を出す水泡が葉や茎に現れるようになります。
アイスプラントをさらに詳しく!
アイスプラントは南アメリカ原産の植物なのですが、栽培方法や育て方によってさまざまな名前が付けられています。
・プッチーナ
・バラフ
・シオーナ
・クリスタルリーフ
・ソルトリーフ
アイスプラントは害虫や病気にも強いことから、農薬を使わずに栽培できる安心な野菜としても注目されています。
そんなアイスプラントですが、洗う時に注意が必要になります。
もともと害虫や病気に強いことから、農薬を使わずに育てられているので、洗う際にはサっと洗うようにしましょう。
キラキラした水滴のような部分にミネラルが含まれていますので、洗い流してしまわないように注意してください。
また葉や茎をちぎったりして洗ってしまうと、折角の成分も流れてしまうので、葉や茎はサっと洗った後に切ることがベストです。
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