小さい子供のいる家庭では、手洗いの習慣はしっかりとつけていると思いますが、正しい手洗い方法はできているでしょうか。
さまざまな感染症を防ぐためには正しい手洗い方法をする必要があり、また洗う時間も重要になります。
子供の多くは水でサッと洗い、数秒で終わってしまうこともありますよね。
このように手を洗うのに必要な時間は、約15~20秒で石鹸を使いしっかりと洗うことで感染症などの病気を予防することができます。
ですが30秒洗ったからといって予防できるとは限らず、洗い方も大切ですので正しい洗い方を知っておきましょう。
正しい手洗い方法で子供を守る!
手にはたくさんの菌が付きますが、その中には無害なものと有害なものがあります。
風邪を引いてしまう原因のほとんどがウィルスによるものですが、こういったウィルスの感染を防ぐために有効なのが手洗いです。
大人もですが子供は手で色々なものを触ることも多く、手にはたくさんの菌がついていますので、病気の予防のためにも正しい手洗い方法を教えてあげましょう。
●手洗い方法
1. 水で手を洗う
最初に水で汚れを落とし、石鹸を泡だてます。
2. 石鹸を使い洗う
泡だてたら、手のひらから手の甲、指の間の順番でしっかりと洗います。
3. 爪も念入りに
爪は手のひらを使って、手のひらに爪をあててこすって洗います。
爪を洗うことを忘れてしまうことも多いので、忘れず爪も洗ってあげるのがポイントです。
4. 親指を洗う
小さい子供は指しゃぶりなどすることがあるので、気をつけておいてあげましょう。
また親指と人差し指の間は、最も汚れが溜まりやすいので、親指を包むようにして洗います。
5. 最後に手首を洗い、水で流す
最後に手首まで洗ったら、水で洗い流してあげましょう。
このように洗うことで感染予防に効果があり、約20~30秒で終わらすことができます。
子供は長引いてしまうと、面倒くさがったり嫌がってしまうので、手際よく洗うことがおすすめです。
手洗いには、どんな効果があるの?
上記でも軽く説明していますが、早くから子供に手洗いの習慣をつけてあげることで感染症の病気から守ることができます。
菌や感染症の病気の多くは、手から感染してしまうケースが多く、家に帰ったらまず手洗いをしっかりとすることが大切です。
手洗いを習慣化することで学校などでの集団生活でも、手洗いをするようになり病気をもらうリスクが少なくなります。
小さな子供に習慣つけるためには、まず両親がお手本となり見せてあげましょう。
そうすることで2歳ほどの子供の場合、興味を持ちやりたくなります。
またハンドソープを子供の好きなキャラクターのものにするなど、少し工夫するだけでも子供の反応は変わってきます。
子供が正しい手洗いを毎日できるようになるためにも、周りの大人が手洗いをちゃんとすることが大切です。
手洗い以外でもアルコール指消毒剤があり、子供にも使用することができるのでタオルや水が近くにない場合などに使うことができ便利です。
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