皆さんは紙やすりに記載されている裏の番号の意味はご存知ですか?
紙やすりの番号は番手とも言われ、それぞれにきちんと意味が存在しています。
最近では、DIYをする方も増えているため、作るモノの種類や用途に合わせて紙やすりの番号を変えることをおすすめします。
よって今回は、紙やすりの番号の意味とその種類の見分け方を説明していくので、興味のある方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
紙やすりの番号の意味とは?
紙やすりは、裏面に記載されている番号で研磨剤の粗さを表しているので、数字が小さければ小さいほど粗さも細かくなっています。
このように紙やすりの番号はタダの製品番号ではないため、意味を知っておかないと高い紙やすりも使い心地が悪いモノを何度も購入してしまう失敗に繋がりかねません。
この番号は紙やすりのパッケージに記載されていないこともあるため、しっかりと紙やすりの裏面を購入前にチェックしておきましょう。
粗さを変えて紙やすりを使うことで、作るモノの仕上がりも大幅に変わります。
紙やすりの番号で変わる使い道とは?
上記で意味を説明した通り、紙やすりの番号で研磨の粗さが変わってくるため、もちろん使い道はそれぞれ種類ごとで違ってきます。
基本的には粗いのから細かいのにシフトしていくのですが、一応目安として下記の番号種類別の使い道を知っておきましょう。
種類①●40~100番
材料をざっと加工する際や塗装を剥がすために使うことができます。
よって、古くなった木材を再利用したいときなどには、まずこの番号の小さい紙やすりから使うことをオススメします。
種類②●120~240番
これはちょうど中間の粗さで、サビを落としたり、材料の加工したりする際に使用されます。
種類③●280~800番
この紙やすりは研磨剤が細かく出来ているため、塗装を付きやすくするために木材の表面を軽く削ったり、塗装を塗り重ねる前の処理として使用するものとなっています。
種類④●1000番~
最も粗さの細かい紙やすりは、一番最後の仕上げや、ニスを塗る前の最終調整に使われます。
このように、紙やすりの番号によって使い道は変わるので、これを目安に紙やすりを種類ごとに使い分けるようにすることが大切です。
紙やすりの種類の見分け方
上記で述べた通り、紙やすりは裏面の番号で見分けることが可能です。
そしてパッケージによっては、裏面の番号を確認することが出来ない場合がありますが、どの紙やすりも研磨剤側のパッケージの一部に丸く穴が開いているので、目視で確認する良いでしょう。
しかし自宅にある紙やすりで番号が分からない場合は、まず試しに他のモノをやすりにかけたり、触って確認するなど、失敗をしないように予防をしておくことも大切です。
いかがでしたか?
紙やすりの番号は研磨剤の粗さを意味し、それぞれで使い道が変わってくるので、購入前にしっかりと種類を確認しておくと良いでしょう。
この意味を知っておくことで、他の耐水ペーパーやナイロンたわしを選ぶ際にも役立ちます。
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