昆布だしの取り方3種類を紹介!離乳食で簡単に活用しよう!

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今では一般的になった市販品の昆布だし
昆布だしを市販品ばかりで済ませていると、昆布だしそのものの取り方がわからず難しく感じてしまう人も多いようです。

ですが実際、昆布だしはそれほど手間もかからず、とても簡単にできるもの。

市販品に比べ塩分も低いため、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにも使える便利食材なのです。
簡単で美味しい昆布だしの取り方をご紹介しますので、赤ちゃんの離乳食にも使ってみてくださいね。

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昆布だしの風味は昆布の種類によって違う

昆布だしで使う昆布は、真昆布、羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布(三石昆布)の4種類。
昆布だしは、それぞれの昆布によって色味も風味も全く違います。
また、それぞれの昆布によって等級があり、その等級によっても昆布だしの風味が少しずつ変わります。

一般的な昆布だしの風味をそれぞれの昆布別に並べてみると、次の通りです。

  • 真昆布:最上級品とされている。昆布だしは、非常に上品な昆布の香りと甘みがあり、クセのない旨味が特徴。
  • 羅臼昆布:昆布だしの中でも非常に濃厚な旨味と甘みがあり、香りも強め。水出しよりも湯出ししたほうがコクが出るのが特徴。
  • 利尻昆布:ほんのりとした昆布の香り。甘味は真昆布よりも少なめ。クセの少ない旨味があるが、真昆布よりも広がりを感じるのが特徴。
  • 日高昆布(三石昆布):磯の風味が感じられる昆布だし。キレの良い甘みと旨味が特徴。後に引かない旨味のため、上級者向けかもしれません。

同じ昆布だしという括りで、同じ取り方をしても、種類によって風味に違いが出ます。
離乳食では、そうした違いも楽しませてあげたいものですね。

昆布だしの取り方には3種類ある

昆布だしの取り方で、一番ポピュラーなのは水にしばらく漬け置いてから、そのまま火にかけ煮出しする方法でしょう。
昆布だしの取り方には、この方法以外にあと2つ取り方があるのです。
それは、水から昆布だしを取る取り方と、沸騰して火を止めた湯に直接昆布を入れ、昆布だしを取る湯出しという取り方です。

ワーキングママが時短でよく使う昆布だしの取り方では、最後の湯出しが多いですね。
ですが、昆布だしの旨味をしっかりと出したいのであれば、水出しや煮出しによる取り方をおススメします。

水出しや煮出しどちらでも、昆布だしの取り方はとても簡単です。

水出しであれば、蓋つき容器に水と昆布を入れて、冷蔵庫に入れた状態で5時間以上放置しておくだけ。
朝のうちに用意して夕方帰宅する頃には、昆布だしが取れているので、手間もかからず簡単です。
煮出しでは、煮立つ前に昆布を取り出します。
ちょっと手が空いたときなどに、煮出しの取り方で昆布だしを予め作っておくと、簡単に料理で使えるので便利です。

簡単便利な昆布だしの保存方法

取り方が簡単な昆布だしの保存が効くかどうかも気になるところでしょう。
どの取り方から作った昆布だしであっても、冷蔵庫や冷凍庫で保存することが可能です。

冷蔵庫の場合は、昆布だしを作ってから2~3日。冷凍保存する場合は、1~2週間ほどで使い切ります。

昆布だしは、できれば使い切れる量ごとに製氷皿やシリコンカップなどを使って保存しておきましょう。
次に使うときに、簡単に取り出せるので便利です。

美味しい昆布だしは離乳食にも最適

取り方が簡単なのに美味しい昆布だしは、離乳食にも適した食材です。

市販品の昆布だしでは、鰹節やサバ節といったアレルギー要素になるものに加えて、塩分や添加物がたくさん。
こうした市販の昆布だしは風味も強いため、やっと離乳食が始まったばかりの赤ちゃんには刺激が強いのです。

しかし、簡単に作れる自前の昆布だしは、そうした添加物や塩分を気にせず、アレルギー要素もないため、安心して離乳食に使えます。

昆布の種類や取り方によって風味も異なる昆布だし。
離乳食では、いろいろな昆布だしを使って風味を楽しませてあげると良いでしょう。
柔らかく煮込んでペースト状にする離乳食の初期の頃や、食材をすり潰してあげる離乳食の中期以降でも、昆布だしは大活躍してくれます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。

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