ボディケアや食用油、シャンプーや洗剤などの成分としても使われるヘンプオイルですが、その効果や効能はご存知でしょうか。
体に良いといわれるオリーブオイルやココナツオイルよりもさらに効果、効能が期待できると言われているヘンプオイルには、癌や肌にも良い影響を与えてくれるという噂があり、美容女子の間では今やヘンプオイルを日々取り入れる女性も増えているようです。
そもそもヘンプオイルってどんなオイル?
ヘンプオイルという名前は聞いたことがあるけれど、ヘンプオイルって他のオイルと何が違うの?と思う方もいるのでは?
ヘンプオイルとは、麻や大麻の種子から抽出された油脂のことです。抽出した直後は明るい緑色をしている油脂ですが、精製されるとほぼ透明となります。
ヘンプオイルには、
- パルミチン酸
- リノール酸
- リノレン酸
といった必須脂肪酸が80%ととても豊富に含まれています。
パルミチン酸は、抗酸化作用があり、ビタミンAの吸収を助ける効能があります。リノール酸、リノレン酸は、人間が体内で作りだせない必須脂肪酸ですが、リノール酸には、血中コレステロールを減少させて動脈硬化を予防する効能があるようです。
リノレン酸には、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞を予防する働きから血液循環の改善作用の効能、肌の老化予防の効能、アレルギーを抑制作用の効能があるようです。
ヘンプオイルの効能と効果がスゴイ
ヘンプオイルの効果、効能として知られているのは、動脈硬化などの生活習慣病の予防が期待できるというものですが、これ以外にも女性にとって嬉しい月経前症候群の改善効果や血液循環改善作用による冷え性の改善効果も期待できるのです。
血液循環が良くなることで、肌も健康になり美肌へと繋がります。さらには、リノレン酸には皮膚の炎症を抑える効果があることから、肌荒れにも効果が期待できます。
そのため、思春期に悩みやすくなる吹き出物などの肌荒れの改善や、加齢によって起こりがちな肌のターンオーバーを改善できるとして年代を問わず女性に人気があるようです。
ヘンプオイルで癌リスクを下げる
ヘンプオイルが癌に効くといわれているようですが、実際には「癌予防に効果が期待できる」というものです。
ヘンプオイルが癌に効くといわれている所以は、大麻の茎や種子にカンナビジオール(CBD)という成分に抗癌作用があり、このカンナビジオールの含有量によって抗癌作用の効能の強さが変わってくるようです。
含有量が高いヘンプオイルは、値段も大変高価となり、一般人には手に入れにくいものとなっています。
含有量が低いヘンプオイルであっても、乳癌や大腸癌といった癌への予防効果は期待できます。
カンナビジオールの含有量が少ないヘンプオイルでも、必須脂肪酸が多いため、毎日摂取することで継続的に抗癌作用の効果を期待することができます。
ヘンプオイルの効能を上手に取り入れるには
ヘンプオイルは、40度以上で変質してしまうため、加熱せずに使うのが賢い利用法です。
ドレッシングやソース、味噌汁などに入れて使うのが、成分を壊さずに取り入れることができる最善の方法です。ヘンプオイルは体に良い成分が多いですが、過剰摂取しないよう気をつけつつ継続して摂取してください。
ヘンプオイルは、肌への保湿と浸透力があり、肌内部の血行を良くする作用があり、肌へ直接塗布するようなアロマテラピーなどでは、ベースオイルとしても人気があります。
この他には、毎日肌へ使うような化粧品にもヘンプオイルが使われていますので、継続的に手軽に使うなら、ヘンプオイル入りの化粧品を使うのも上手な利用法です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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