刑務官とは、刑務所や留置所などの刑事施設の運営や警備にたずさわる、法務省の国家公務員になります。
そんな刑務官の仕事内容は、受刑者への指導と作業の監視をします。
このような刑務官の指導は、受刑者の将来の社会復帰に繋がるきっかけとなり、職業訓練にも繋がる重要な仕事内容です。
また、刑務官を目指している人であれば、採用条件や年収も気になるところですよね。
そこで今回は、刑務官の採用条件や年収について詳しく説明します。
刑務官の年収とは?
気になる刑務官の平均年収推移は約626~635万円となっています。
毎月の月給にすると、月に約38万円です。
そのため、年収の良い仕事のひとつで、刑務官を目指す人も少なくありません。
また、一般的な工務委員よりも12%増し程度の金額に設定されており、採用されて勤務年数が長くなると、
昇進試験に合格することで役職も上がり、年収も800万円を超えるケースもあります。
しかし、年収が高いと言っても刑務官の初任給は、約18~19万程から始まります。
それに、手当やボーナスを合わせると年収が400万程度になります。
刑務官の採用条件とは?
刑務官採用試験では、試験年度の4月1日までに17歳以上29歳未満であることが採用試験を受けるための条件です。
さらに、難易度は、高校卒業程度の基準となっており、その他の行政公務員と比べると優しい方と言われています。
そのため、高校卒業した17歳以上29歳未満であれば、刑務官採用試験を受けることが可能です。
刑務官採用試験の受験申込は、今ではインターネットからの受付が基本となっているので、受験申請をしようと思っている人はあらかじめ調べておくことをおすすめします。
採用試験では、50分の筆記試験に
- 柔道
- 剣道
- 武道
の実技試験が第一次試験となります。
二次試験は、個別面接があり、その人の人柄や能力などを見て、身体検査や体力測定があります。
刑務官の仕事内容とは!
上記の通り、刑務官の採用試験は比較的優しい方ですが、17未満29歳以上の人は受けることができないので注意しておきましょう。
さらに、身長が160cmに満たない男子、148cmに満たない女子は不採用となります。
そんな刑務官の仕事内容は、上記でも少し説明しましたが、受刑者の監視などがあり、
刑務官の1日は、監督作業が多く、基本的に1日の8時間拘束となりますが、合計2時間程度の休憩があります。
仕事内容は聞くと簡単なように感じるかもしれませんが、ストレスを感じやすい仕事でもあるので、仮眠や休憩をしっかりと摂るようにしましょう。
刑務官は、昼食が終わると午後からの仕事内容があり、入浴日であれば浴場まで連れていきます。
この他にも運動時間には、マラソンや球技などの体育活動の指導を行い、面会のときには、隣にいて受刑者の話や態度の確認をする仕事内容もあります。
このように、刑務官は受刑者の作業がスムーズにいくように指導をしていくのが主な仕事内容になり、
高年収な職業のひとつですが、受刑者同士のトラブルもあるため、常に監視している必要があるのです。
初めのうちは、刑務官の仕事内容がきついと感じるかもしれませんが、
長く務めることで年収も上がり、仕事内容にも徐々に慣れてきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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