わきがに悩まされている方たちは、「なぜ自分はわきがなんだろう」と疑問に思ったことがあるのではないでしょうか。
わきがの原因については、遺伝やタバコ、ストレスなど様々な情報があります。
では実際に遺伝以外にもやタバコ、ストレスなどの生活習慣がわきがの原因に関係しているのか気になりますよね。
わきがの原因は一体何なのか調べてみました!
わきがの原因は遺伝が多い?それともタバコやストレス?
わきがの臭いは、わきにたくさんあるアポクリン汗腺という汗腺が原因です。
このアポクリン汗腺から出る汗には脂質やたんぱく質を多く含んでいます。
汗から出た脂質やたんぱく質に細菌が繁殖することで臭いが発生します。
つまり、アポクリン汗腺が多いほどわきがになる可能性が高いということになります。
そしてこのアポクリン汗腺の量は遺伝します。
そのため、わきがは遺伝すると言われていますが、正しくはわきがが遺伝している訳ではなくアポクリン汗腺の量が遺伝するということになります。
遺伝の確率は、父親か母親のどちらかかがわきがの場合は50%程度、両親ともにわきがの場合は80%といわれています。
わきがの遺伝は、タバコなどの生活習慣が原因という意見とは違い確実にわきがの原因といえます。
わきがの原因として遺伝以外に考えられるのはタバコ?
わきがの原因は、アポクリン汗腺の量が遺伝することで多く起こりますが、遺伝の他にもタバコを吸う習慣もわきがの臭いの原因になると聞いた事はありませんか?
そこで、タバコとわきがの臭いの関係について見ていきましょう。
タバコの成分であるニコチンには体温を高める作用があります。
しかし、体温が高まることによって出る汗はわきがの原因となるアポクリン汗腺からではなく一般汗腺であるエクリン汗腺から出ると言われていますが実際にはタバコに含まれるニコチンがアポクリン汗腺を刺激することも起こり得るのです。
もう一つ考えられているのは、タバコはビタミンCを破壊するからわきが臭が強くなるということです。
ビタミンCは体臭の原因となる過酸化脂肪酸が体内に増えるのを抑えるように働いてくれます。
つまりタバコを吸うことで、わきがの臭いを抑えてくれるビタミンCを壊してしまうのでタバコはわきが臭いがきつくなる原因だと言えますね。
わきがの原因として遺伝やタバコ以外に考えられるのはストレスって本当?
わきがの原因は遺伝などが原因でアポクリン汗腺の量が多いことが多いのにストレスが関係あるのはなぜなのか不思議ですよね。
特にアポクリン汗腺の量が多いわけではないのに、ストレスがたまればわきがの臭いが出る可能性があるとすれば「自分もなるかも」と心配になります。
ストレスは自律神経と大きな関わりがあります。
例えば、すごく緊張した時やストレスを感じたときに汗の臭いが臭いと感じた事はありませんか?
実は強いストレスや緊張を感じた時に、自律神経が刺激されてたくさん汗をかきます。
その汗はアポクリン汗腺から出る汗ですのでわきがの臭いが発生してしまう原因となります。
そのため強いストレスを感じたまま過ごしていると、ある日突然わきがの臭いがするようになったということが起こり得るということになります。
ストレスが原因でわきがになるとすれば、うまくストレスを発散しなければなりません。
日頃からストレスをためないようにリラックスする時間を大切にしてわきがの原因を作らないように心がけることも必要ですね。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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