みなさんのまわりにリストカットをする癖のある方はいませんか?
リストカットとは、自分の体にカッター等で傷を付けてしまう行為で、リスト(手首)だけでなく、太ももや胸にしてしまう方も少なくありません。
そういった経験のない本人以外の周りは、「なぜ、こんな馬鹿なことをするのだろう。。」、「自分を痛めつけて何が良いの?」と思ってしまうかもしれません。
しかしリストカットをするのには、さまざまな原因となる心理が考えられ、精神的に追い込まれていることもあるので、むやみにそこの問題を対応なしに探っていくのはおすすめできません。
よってこれからはリストカットに陥る心理、原因、対応の重要な3点について説明していきたいと思います。
リストカットの原因ってどんなもの?
精神的な問題のリストカットの原因としては、以下のようなことが考えられます。
① ストレス発散
ストレスを発散するものが分からずに困っている方に多いのが、このリストカットの症状です。
よって、普通の方がショッピングやカラオケでストレス発散するように、彼女もしくは彼らはリストカットをしているのです。
② 心の痛みを体の痛み変える
上記でもストレス発散にリストカットをする人が多いといいましたが、体の病のように上手く心の痛みを相談できない方は、リストカットをする傾向が高いということが分かります。
③ 痛みを感じないから
どうしてそんな痛いことをするの?と思われるかともいるかもしれませんが、本人たちのほとんどが、リストカットによる痛みを感じていないことが分かりました。
リストカットをするのは、いわば興奮状態に入っているため、痛みを感じる神経が麻痺しているからだと考えられています。
④ 現実逃避
理想の自分になれない、理想のように周りに思われていないということが原因で、現実逃避のためにリストカットされる人もいるようです。
⑤攻撃の代用
他人に嫌な思いをさせられ、その腹いせに相手を傷つけずにリストカットしてしまうことがあります。
リストカットをする心理と対応の仕方は?
リストカットをする原因としては以上のようなことが考えられますが、心理としては、手首に怒りをぶつけたり、自分の気持ちを落ち着かせたいからと行う方が多いことが分かっています。
しかし、そのリストカットを止めるように無理に否定したり、その理由を無理に聞き出すのは良くありません。
無理に理由を聞いたり、否定をしても、リストカットをしている人にとっては、それがさらなるリストカットをする原因になり、逆効果になるだけです。
よって、リストカットをしている人に対しては、その苦しい気持ちや闇をどのように取り除いてあげられるかを考え、リストカットに触れずにストレスを違うことで解消させてあげることが大切です。
リストカットは、本人にとってストレス解消になるかもしれませんが、結果的に手首に傷ができるため、将来後悔をしたり、ストレスが余計に増えるので、もちろん解消するべき問題です。
よって、リストカットをする本人には直接そのことに触れず、違う形で解消できる道に導いてあげましょう。
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