「楽器の女王」とも呼ばれているパイプオルガンは、その名の通りパイプを使って音を出す楽器ですが、その仕組みを詳しく知っている人はそこまで多くありません。
パイプオルガンは見た目もずらりとパイプが並んでおり、その仕組みはどうなっているのだろうと一度は誰でも疑問に思ったことがあるかと思います。
確かにパイプオルガンは知れば知るほど面白い仕組みになっていますが、あれだけパイプがあり細かい構造で出来ている楽器だと、値段も凄そうですよね。
よって、今回はパイプオルガンの仕組みや構造を平均の値段と合わせて見ていきましょう。
パイプオルガンの仕組みと構造
まずパイプオルガンの構造として、パイプは1本でひとつの音を出す仕組みになっています。
よって、コンサートなどで使われるパイプオルガンは、そのパイプの数も多く、構造も壮大なものばかりが使用されています。
よってパイプオルガンによってはパイプが何千本にもなりますが、それは1本で1音しか出せない仕組みから取り付けられているというワケなのです。
このように、パイプオルガンはそれぞれのパイプに風を通して音色を奏でているのですが、実際にどんな仕組みで音を出しているのでしょうか。
皆さんもリコーダーは学校の授業で一度は演奏したことがあるかと思いますが、それはパイプオルガンの音を出す仕組みと同じ仕組みになっています。
パイプオルガンも音を出すためにリコーダーのように他の穴を塞ぎ、中の気圧を変えて音色を変えているのです。
よってパイプオルガンは鍵盤を押して音色を奏でる楽器でも、ピアノと構造は大きく違うことが分かります。
パイプオルガンの気になる値段は?
上記のことからピアノとは全く違うパイプオルガンの凄い仕組みを知って頂けたかと思いますが、その値段は一体いくらぐらいなのかも気になりますよね。
そもそもパイプオルガンのパイプは1本で1音しか出せないため、それだけパイプが必要になってくる分、材料費もかなりの値段になってしまいます。
そして、パイプオルガンはオーダーメイドが基本になるので、それだけ手間がかかる楽器でもあるのです。
よって、パイプオルガンは安くても1000万円から3500万円が値段の相場になっているのが現状です。
さらに、コンサートホールなどで使用されるプロのパイプオルガンは、値段が高額なものでは2億円を超え、メンテナンスだけでも200万円以上も掛かります。
しかし、家庭用のパイプオルガンは意外と安く、200万円から800万円程度で購入できるため、学校などではこれらのパイプオルガンが利用されていることが多いようです。
これらの家庭用パイプオルガンは、コンサートホールで使用されるパイプオルガンとの音色はやはり違いが出てきてしまいますが、それに近い音を出すことは可能です。
いかがでしたか?
やはりパイプオルガンはその構造から値段もだいぶ高くなっていますが、それだけ演奏で奏でられる音色の幅も広いので、興味のある方は是非一度演奏してみることをオススメします。
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