子供から大人まで誰もが、ご飯のお供に海苔を食べているかと思います。
そんな海苔は、栄養を豊富に含んでいる上に低カロリーなのが特徴的です。
海苔は手軽に食べることができるため、そのままつい食べ過ぎてしまうなんてことはないでしょうか。
身体に良く栄養が豊富な海苔ですが、食べ過ぎるのは良くないのでは?と心配している人もいらっしゃいますよね。
海苔は低カロリーなため、ダイエットにも向いていると思っている人もいるかもしれませんが、食べ過ぎには注意が必要です。
そこで普段から口にすることの多い海苔について、詳しく解説していきますので、食べ過ぎても大丈夫なのかと気になっている人は参考にしてみて下さい。
海苔の栄養は凄い!カロリーは大丈夫?
海苔には、良質なたんぱく質が約40%も含まれています。
その他にも骨や歯を作るために必要なカルシウム、ビタミンが含まれており、身体の健康には必要な栄養でもあります。
海苔のビタミンCは、野菜や果物にも負けないほど豊富に含まれていて、鉄分は貧血予防にもなります。
さらに低カロリーの海苔は1枚が約0.7kcalで、通常の海苔の1パックは6kcalしかありません。
そのためダイエットにも良いように思いますが、海苔では満腹感を得ることができず、一緒に食べるおかずやご飯量が増えてしまいます。
よって、栄養はありますがダイエット食にはおすすめできません。
海苔の食べ過ぎには要注意
知らない人も多いかと思いますが、海苔の食べ過ぎは身体に良くないと言われています。
なぜかというと、海苔などの海藻類のものにはヨードというミネラル成分の過剰摂取は、甲状腺ホルモンの肥大などの病気になる可能性が高くなるからです。
甲状腺の病気の人が海苔を食べ過ぎてしまうと、薬の効き目が弱くなり、甲状腺の腫れが肥大することもあるため、食べる量は注意が必要となります。
また胃腸の未熟な子供が海苔を食べ過ぎると、下痢や嘔吐の心配があります。
海苔には食物繊維が豊富なため、食べ過ぎることで子供の胃腸には負担となってしまうため、下痢や嘔吐などの症状を起こすことがあるのです。
このように海苔は栄養が豊富で健康にも良いのですが、海苔に限らず食べ過ぎには注意し、バランスの良い食事を行うことが最適です。
塩分の取り過ぎになる?
海苔の種類によって食塩量は少し異なりますが、海苔だけで塩分の取り過ぎになることはないでしょう。
味付けのりの場合は他の海苔と比べても塩分が多いですが、約50パック食べること1日の摂取目安量を超えますが、1日に50パックも食べることはないかと思います。
ですがその他のおかずなどの塩分量が多い場合、海苔を多く食べてしまうと塩分の取り過ぎになることもありますので注意しておきましょう。
海苔は栄養の豊富な食材ですので、普通に食べる程度ならばヨードによる病気の心配もありません。
しかしつい食べ過ぎてしまうという人は、1日に15枚程度にすることがベストです。
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