みなさんは七五三の記憶ってありますか?
小さかったからあまり覚えてないという方も多いかもしれませんが、お子さんやお孫さん、もしくは甥っ子や姪っ子の七五三にこれから出るという方もいらっしゃるかもしれませんね。
七五三といえば何と言っても千歳飴。
千歳飴をもったお子さんの写真が将来ずっと思い出に残ったりするものですよね。
その千歳飴の袋の由来や意味をご存知ですか?
また、美味しい食べ方をご存知ですか?
千歳飴の意味や由来についての理解を深めて、ついでに美味しい食べ方も学んで、七五三という行事と千歳飴を大いに楽しみましょう!
あまり知られていない千歳前の袋の由来と意味。
千歳飴という名前や袋の絵柄から、何となく縁起が良いという意味や由来があるんだろうなと思っている方も多いと思いますが、その通り。
千歳飴という名前も袋も形も色も、全てがとっても縁起が良い意味が込められています。また、いろんな意味があるだけでなく親が子の幸せを願う想いが込められている、というのがそもそもの由来なんです。
具体的に説明すると、千歳飴の千歳という名前の由来は、千年・万年子どもが長生きしますようにという意味や願いが込められていることが由来となって千歳飴という名前になったと言われています。
縁起良いのは名前だけではありません。
千歳飴の袋と言えば、どんな袋を思い出しますか?
千歳飴の袋には、「鶴亀」、または「松竹梅」等の絵柄が書いてありますよね。
千歳飴の袋に書かれている「鶴亀」には、万年生きてほしいという親の願いや意味が込められているということが由来となっています。
また、「鶴亀」と同じくらい多くの千歳飴の袋に書かれている「松竹梅」は、冬でも落葉することが無く春になるといっきに芽を咲かすという様子から力強さを表す意味があると言われており、親が子に対して力強く長生きして欲しいという意味や願いが込められているということが由来となっています。
また、千歳飴自体もそうですが、袋がそもそも紅白色であることもあります。
千歳飴や袋を紅白にしている意味や由来は、縁起物であると同時に、上に書いたような願いや想いが全て含まれているからなのです。
ちなみに紅白の意味や由来は、諸説ありますが、赤は赤ちゃん、つまり産まれるということに由来し、白は何もない、つまり死ぬということに由来しており、相反する二つの色を組み合わせることにより人の一生を表現しているという説等があります。
千歳飴の上手い食べ方!一回で食べなきゃ縁起が悪い?
そんな千歳飴ですが、千歳飴も袋もとっても細くて長いですよね。
縁起物だから袋から出したら一回で食べなきゃいけないとか、袋から出したら切ったり折ったりしてはいけないと思っている方が多いのではないでしょうか。
たしかに袋から出して、切ったり折ったりせずに一回で食べられる食べ方ががあればそれに越したことはありませんが、千歳飴の種類によってはかなりの長さがあるので無理にそんな食べ方をすることは全くありません。
それに、切ったり折ったりするような食べ方がいけないという決まりも全くありません。
上手な食べ方の一つは、そのまま食べる食べ方であれば一口サイズに切ることです。
でも、切ろうとすると意外にも硬くて簡単に切れない可能性もあります。
そんな時は千歳飴を袋から出さずに袋に入れたまま手で折り、細かくなった千歳飴を袋から出して食べる、という食べ方が一番上手い食べ方かもしれません。
また、あまりこの食べ方はやったことがある人はいないかもしれませんが、千歳飴を袋から出してタッパー等に入れて電子レンジでチンするという食べ方もとっても美味しいです。
溶けた千歳飴をケーキ等の上に乗せて食べるという食べ方も。いつもと違った食感を楽しめますので是非やってみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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