年頃になると脇の下からの汗が刺激のある匂いを発するようになり匂いがキツイ場合を腋臭症と言います。
一般的には「わきが」と言っています。
わきがの原因は脇の下にあるアポクリン汗腺とエクリン汗腺があるのです。
エクリン汗腺はスポーツをした時の汗、緊張した時に出る汗で体温を下げる役目をしている90%の水なのです。
アポクリン汗腺は暑い時だけ出る汗ではないのですが性ホルモンの影響を受けて、年頃になると分泌が活発になります。
出た直後の汗には匂いはありませんが、皮膚に存在する「常在菌」という細菌に分解されることにより匂いを発するようになります。
わきがの原因となる汗の体質は遺伝します。匂いのしない人はアポクリン汗腺が発達していないので汗をかいても匂いがしないのです。
服にも匂いが染み付くので服から匂いが漂います。
食べ物は何を注意したらいいのか、おすすめの食べ物は何がいいのか調べました。
「わきが」対策におすすめな服!
「わきが」は子供にとっていじめの原因にもなりますからできるだけ早く対策を考えてあげなければなりません。
対策としては、クリーム、石鹸、スプレー、ボディーペーパー、最後の手段に手術で治す方法がありますが、手術痕が残りますので女の子にはおすすめできません。
「わきが」は服にも染み付きますので服からも匂いが漂います。
「わきが」のキツイ匂いを防ぐ服はコートなどが考えられますが、コートは冬場に着る服で汗のよく出る夏には着ませんよね。
匂いを防ぐには夏でも冬でも使えるヌーラビオという抗菌スプレーを服に吹き付けておくと72時間ぐらいは匂いを防ぐ効果があります。
お風呂上がりに匂いがないのは汗はもともと無臭なのですが常在菌は時間が立つにつれて繁殖して匂いがキツクなってくるのです。
汗をかいてもある程度の時間は匂いがありませんから濡れティッシュや温かいタオルで拭くのも効果的です。
「わきが」は食べ物で治せるって本当なの?
「わきが」の匂いを防ぐ食べ物はビタミンを中心とした食事を採ることで気になる匂いが改善されます。
ビタミンと言えばみかんやオレンジなどの柑橘類とリンゴなどのフルーツを頻繁に食べるようにして匂いのつきやすい肉類は止めたほうがいいでしょう。
ですからフルーツと野菜中心のヘルシーな食事療法で「わきが」を抑えるのです。
食事療法で体質を変えて「わきが」の改善に成功した方もいます。
外出時で匂いが気になった時の応急措置
基本は脇を清潔にすることで菌の繁殖を防ぐ事です。
食事にも衣類にも気を使っていても暑い夏の外出時は、どうしても汗をかいてしまって匂いが気になる時の応急措置を紹介します。
★重曹を水に溶かしてハンドタオルに染み込ませて脇を拭いて匂いを抑える。
★アルコール消毒で菌の繁殖を防ぐ、肌の弱い方は注意して下さい。
★ワキ毛の処理をする。
★塩化アルミニウム液もわきがに効果的です。
極度の「わきが」の人は、切開手術やレーザー手術などありますが再発する場合もありますので医師とよく相談して下さい。
嫌な気になる「わきが」を以上の方法で改善してみてはどうでしょうか。
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