スポーツの国際大会などで、日本人の観戦マナーが良いというニュースが流れることがあります。
一方、国内のマナーに目を向けると、電車内で食事する人がいたり、人ごみに紛れて痴漢する輩がいたり、ポケモンGOのスポットになった公園では深夜にゴミが散乱して対策に頭を悩ませている人がいたりなど…、マナーが悪い日本人がニュースになったりもします。
それでは、電車内で食事をするマナーぼ悪い人の対策について、書いて行こうと思います。
マナーとは
マナーを日本語で言うと、流儀、行儀・作法になります。
ルールや法律のように明文化されているわけではありませんが、人間が社会生活を快適に過ごすための約束事です。
宗教や地域、文化や習慣が違うと、同じ言動でも、マナーが良いと褒められたり、マナーが悪いと後ろ指を指されたりしますね。
例えば日本では、茶碗や小皿は持って食べるのがマナーですが、海外では食器を持って食べると、乞食の食べ方だと軽蔑される国もあります。
テレビのグルメ番組でよく芸能人がやっている、左手をあごの下に添えながら食べる【手皿】ですが、和食のマナーではNGとされていますが、ほとんどの人がやってしまいますね。
電車内のマナー
電車内のマナーでNGと言われているものを挙げると…
・2人分の席に1人で座る人。
・脚を大股に広げたり、前に放り出して座る人。
・混雑しているのに、荷物を網棚に上げずに座席に置いている人。
・乗り降りする人が多いのにドア付近から退かない人。
・降りる人が先なのに、席を取ろうと突進して割り込んで乗る人。
・子供が騒いでも注意しない親。
・イビキをかいて寝る酔っ払いの人。
・電車内で化粧する女性。
・イヤホン、ヘッドホンの音漏れ。
・スマホで長電話。
・電車内でガムを噛んだり、飲食したりする人。
などなど、挙げればキリがありません。
電車内での食事
新幹線や特急電車など、車内販売でも飲食物を販売している電車内では飲食OKですが、普通列車では、駅のホームのキオスクや自販機で買った物を飲食することは、現代の日本ではマナー違反とされていますね。
鉄道会社のホームページなどを見ると、『座席等が汚れるので、車内での飲食は御遠慮いただいております。』という事業者が多いです。
低血糖などの持病で、緊急時に飲食物を摂取しなければならない人がいるかもしれないので、【ご遠慮ください】であって【飲食禁止】にはなっていません。
新幹線や特急でも、駅弁を食い散らかして座席を汚す人がいますし、隣の席の人の駅弁の匂いが気になったりします。
究極的な対策としては、気にしないことです。
例えば、小田急線の車内で、SMAPがカッコ良くお弁当を食べていたら、マナー違反だ!と目くじら立てる人も少ないでしょう。
例えば、京王線の車内で、綾瀬はるかさんや石原さとみさんが化粧していたら、嫌な感じはせずに、逆に見入ってしまうでしょう。
すっぴんブスが化粧してもブスだから、マナー違反だと文句も言いたくなるんです。
すっぴん美人が化粧して、更に美人になったら称賛することでしょう。
イヤホン、ヘッドホンの音漏れも、聞いたこともないヘヴィメタバンドの曲だったりするからです。
自分が大好きな曲が音漏れで聴こえて来たら、音漏れさせている人と仲良くなれそうかも…と思うことでしょう。
最後に、ひとくちメモ。
ルールや法律を守ることは大切ですが、マナーを気にしすぎて、堅苦しい生活を過ごすことのないようにしたいものです。
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