「朝起きるときに、目やにが乾いているせいでまぶたが開けにくい!」という方はいませんか?
朝もそうですが昼夜問わず、一日中何度も多い目やにが出る場合、ずっと目薬を携帯していないと不安になってしまいますよね。
「目やにが多い=目の危険サイン」だと言っても過言ではありません。
寝る間はまばたきをすることが無いため、目やにが朝多くなるのは当然ですが、それ以外にもさまざまな原因が考えられます。
原因はひどい場合、病気が招いている可能性もあるため、改善されない場合は眼科での受診が必要となります。
さらに目やにも多く、充血もする人は、ドライアイになってしまっている可能性があるので、目薬を上手く活用すると良いでしょう。
しかし、目薬を使っている3人に1人は間違った使い方をしているということもあり、効果が薄れないようにも、充血や目やにを抑えたい方は、自分の目薬の使い方は間違っていないか確認することが大切です。
目やにが出る仕組みと原因
目やには、目の垢となる古い細胞が溜まることで生まれるもので、老廃物を体外に出す重要な役割を果たしています。
よって病気にかかると、細菌やウイルスが体内に増えるため、目やにも多くなるのです。
目やにが多い人の場合は、以下の原因が考えられます。
・花粉・PM2,5などの大気汚染
・部屋の掃除や換気が不十分のため、ほこりやゴミが目に入りやすくなっている
・アレルギー体質で、ハウスダストや花粉が目にダメージを与えて結膜炎の症状が出ている
・涙の量が多くなる
・コンタクトレンズを装着することによる目の酸素不足
・目の疲れ
・ある病気(元々の持病など)が原因になっている
結膜と目やに・充血の関係
空気中の乾燥やアレルギーにより、目の結膜にダメージが加わり、結膜炎や結膜下出血が起こりやすくなり、目やにが多くなったり、目は充血しやすくなったりします。
目の結膜は、目をこするなどの刺激や、睡眠不足でも出血して目が赤くなることがあるため、目をさわりすぎると良くありません。
しかし目やにと充血の大半はドライアイが原因となり、乾燥する季節は目にゴミや細菌が付着されやすいため、目薬を活用すると改善されます。
目薬の正しい使用方法
よくある目薬の間違った使い方はこれらのようなことです。
1. 目薬をさしてすぐまばたきをする
せっかくさした目薬はまばたきが多いと、効果を成さぬままに外に押し流されてしまいます。
目薬をさして、変な苦味を感じたら、まばたきのしすぎが原因になっているかもしれません。
2. 目薬本体の出口に粘膜やまぶたに付けて入れる
目薬に慣れて目の近くで差すと、目薬の出口が粘膜や他の場所に当たって細菌が付着し、目薬自体の効果が薄れてしまう場合があります。
3. 1日に何回も目薬を使っている
1回の目薬は1滴で充分な上、一日に多くても5~6回ぐらいに抑える方が良いようです。
それぞれの目薬に使ってよい量や頻度が記載されているので、きちんとチェックしておくことをオススメします。
これらのことを避けて正しく目薬を利用することで、目やにも減り、充血の原因となるドライアイの症状も軽減されます。
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