皆さんは料理に薄力粉を使うことはありますよね。
他にも小麦粉や強力粉など使い方が違い、料理には色々あります。
ですが薄力粉、小麦粉、強力粉それぞれに違いや見分け方があるのかをご存知ですか?
そこで薄力粉、小麦粉、強力粉のそれぞれの違いと見分け方をご紹介します。
小麦粉は特に多いことについて
どこの家庭の台所にも必ずと言ってよいほどあるのが、小麦粉ではないでしょうか。
小麦粉は料理によく使う材料の一つですし、お菓子を作る人にとっては欠かせない材料の一つと言えるのではないでしょうか。
料理をしていて、時々迷うことがあるのではないでしょうか。
それは何かというと、小麦粉の種類です。
スーパーの小麦粉コーナーへ行く人なら大抵の方が知っているとは思いますが、小麦粉には様々な種類があります。
簡単に分けるなら、薄力粉、中力粉、強力粉、全粒粉です。
料理のレシピには、この小麦粉の種類がきちんと使い分けられています。
ただ、中力粉や、全粒粉は、あまり目にすることがありませんし、特定の料理にしか使わないことが多いかもしれません。
普通の料理でよく使うものと言えば、やはり、薄力粉と強力粉でしょう。
では、薄力粉と強力粉の主な違いとは一体なんなのでしょうか。
薄力粉と強力粉の違いとは
薄力粉と強力粉の違いを簡単に押さえておきましょう。
この二つの違いを知っておくことで料理の幅も広がりますよ。
薄力粉と強力粉の主な違いはグルテンの元であるタンパク質含有量です。
では、そもそも、このグルテンとはなんなのでしょうか。
グルテンとは、小麦食品のモチモチとした触感のもとになっているものです。
といっても、小麦粉にグルテンそのものが含まれているというわけではありません。
小麦粉にはグルジアンとグルテニンという物質を主成分としたタンパク質が含まれています。
このタンパク質に水が加わると、グルテンに変化するということです。
そして、このグルテンこそが、先ほど述べたようにモチモチ触感のもととなるというわけです。
薄力粉と強力粉の違いは、このタンパク質の含有量ということになります。
具体的に数字を挙げると、薄力粉はタンパク質の含有量が8.5%以下、強力粉は12%以上と決まっています。
このように、タンパク質の含有量の違いが薄力粉と強力粉の大きな違いということになります。
タンパク質の含有量が異なるということは、水分を加えたときのモチモチ感が変わってくるということになります。
当然、強力粉のほうが薄力粉よりもタンパク質の含有量が多いわけですから、モチモチ感が強くなります。
この特性を生かして料理する時に使い分ければ、料理の仕上がりもよくなるということになります。
それぞれの使える料理とは
粘り気のいらないケーキやクッキー、てんぷらなどは、薄力粉を使うと軽い食感に仕上がります。
逆に、パンやパスタ、ラーメンなどのモチモチ感が強いほうがおいしいものは強力粉ということになります。
もちろん、絶対に代用できないとは言いませんが、薄力粉でパンを作ると、モチモチしたパンというよりはふわふわしたスポンジケーキに近いパンになります。
また、逆にケーキを強力粉で作ってしまうとふわふわ感の全くないガチガチのケーキになってしまいます。
そんな普通とは違った食感を楽しみたいというのなら試してみるのもよいかもしれませんが、思った以上に食感の違うものが完成してしまうということだけは覚えておいてくださいね。
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