ナツメグは代用しないと危険?効果はハンバーグにも及ぶ!

no_woman

子どもから大人まで、みんな大好きハンバーグ。

ハンバーグでは、肉の臭みを取るために使われることが多いナツメグ

昔から体に良いとされ、胃腸を整えたり、体を温めたりする効果があり、漢方薬でも使われているナツメグ。

インドでは、頭痛薬や媚薬の効果もあるとして、ナツメグが使われているようです。

そんなナツメグですが、代用しないと危険なんです!というと、ちょっと大袈裟ですが、なぜ代用しないと危険なのか、ナツメグの効果や代用品などをご紹介します。

スポンサーリンク

ナツメグの効果

ハンバーグなどの挽き肉料理の臭み取りが一番有名ですね。

独特の甘みは、バターや生クリームなどの乳製品を使った焼き菓子、クッキーやケーキ、パンなどとの相性も抜群です。

ほうれん草やキャベツ、カブなどの野菜を茹でるときに使うと、臭みを消して、野菜本来の甘みを引き出してくれます。

ナツメグには、体を温め、発汗を促す効果があるので、冷え性に悩む女性にオススメです。

ナツメグの主要な香り成分・ピネンは、精神鎮静・リラックス効果があり、アロマオイルにもナツメグが入っているものがあります。

ナツメグに含まれる成分・ミリスチシンは、食欲を増進させ、健胃・整腸作用があります。

同じくオイゲノールという成分は、殺菌や抗菌の効果があり、口臭や風邪の予防に役立ちます。

ナツメグの危険性

ナツメグは体に良いとされる香辛料ですが、香辛料というと辛いイメージがあり、大量摂取しようと思う人は少ないと思いますが、ナツメグは甘い芳香のため、大量に摂取できてしまいます。

先ほど挙げた成分・ミリスチシンは大量に摂取すると、痙攣や動悸、脱水症状、幻覚や肝臓障害を引き起こすと言われています。

同様にオイゲノールも、血尿や下痢、吐き気や意識喪失、めまいなどの症状が出ます。

ナツメグが含まれるアロマオイルを大量に皮膚に塗りすぎると、皮膚炎を引き起こしてしまいます。

毒性は少ないものの大量摂取は避けましょう。特に、子どもや妊娠中の女性は注意してください。

ナツメグの代用品で作るハンバーグ

挽き肉をよく冷やして、しっかり焼くと、肉の臭みを取ることができます。

フライパンで焼くときに、白ワインや料理酒で蒸し焼きにすると、肉の臭みが取れます。

チーズを乗せてチーズハンバーグにしたり、濃厚ソースでじっくり煮込んだ煮込みハンバーグにしても良いです。

ナツメグの代用品としては、すりおろしたニンジン、おろしショウガ、おろしニンニクなどが挙げられます。

他の香辛料で代用するなら、黒コショウ、パプリカパウダー、オールスパイスなどが良いでしょう。

特にオールスパイスは名前の通り、万能スパイスなので、いろいろな料理に使えるのでオススメです。

ローズマリーやミントなどのハーブ類でも、肉の臭みを取ることができます。



最後に、僕がハンバーグを作るときの隠し味をお教えしましょう。

パン粉の代わりに、おろし金ですりおろした高野豆腐を使ってみてください。

手でこねると牛脂が溶けて旨味が逃げてしまうので、ヘラやスプーンで混ぜてください。

コンソメスープを製氷器に入れて凍らせた氷を成形するときに入れてください。

成形するときは、手を氷水でキンキンに冷やして素早く成形してください。常温の手だと、体温で牛脂が溶けて旨味が逃げます。

スポンサーリンク
data-ad-format="rectangle">

こちらの記事もいかがですか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です