夜尿症は、本人が無意識で寝ているときに排尿してしまう症状です。
それっておねしょではないの?と思われる方もいるかもしれませんが、子供のおねしょは成長と共に大半は改善されるため、小学生から大人でも改善されない場合はおねしょではなく、夜尿症という疾患の扱いがなされるのです。
では夜尿症はいったいなぜ、どんな原因で発症するのでしょうか。
その原因を理解し、知っておくことで、早い治療に繋がるため、ここで自分や子供の夜尿症の原因を見つけておきましょう。
原因は小さいものから、大きくて深刻なものもあるため、夜尿症を放置しておくと、子供や大人に限らず病気と併用してしまっている場合も少なくないので、治療において手遅れになってしまわないためにも、ここでよく夜尿症について知識をいれておきましょう。
そして原因とそれにあった治療法も重ねて紹介していきますので、夜尿症と真剣に向きあい、ひどい習慣になる前に正しい治療をすることをオススメします。
子供と大人の夜尿症の違い
子供の夜尿症の場合、幼少期からのおねしょが長引いてしまっていることが多いとされています。
5、6歳を過ぎていても、夜尿の症状がある場合は、小学校の高学年になってもそのうちの半分以上が夜尿症が続いてしまっているというデータも存在します。
しかし成人の大人の夜尿症は、子供のころの夜尿の癖がついて習慣付いてしまう場合と、夜尿症が突然発症して、病気がその原因になってしまっていることがあるため、より深刻だということが分かります。
夜尿症の原因と病気
子供と大人で考えられる原因も変わってくるため、それぞれのケースごとに説明していきたいと思います。
●子供の場合
1. 自律神経の乱れ
子供でも、考えごとやストレスなどから自律神経に乱れが生じて、夜尿症の症状が出る場合があります 。
2. 生活習慣の乱れ・夜更かし
生活サイクルが整っていないと、夜尿の量が増えてしまうため、寝ているときに排尿してしまうケースです。
3. 膀胱が小さい
子供は大人と比べると膀胱が小さく、尿を溜められる量も少ないため夜尿症に繋がりやすいとされています。
4. 膀胱・腎臓機能の低下
子供の場合、臓器や膀胱が原因となるケースは珍しいですが、昼夜を問わず排尿を無意識でしてしまう場合はこれらの病気の可能性も無くはありません。
●大人の場合
1. 精神的ストレス
子供と同様にストレスによって、夜尿症を招いているケースです。
2. 糖尿病・癲癇
糖尿や癲癇の病気で、夜尿症は一部の症状とされています。
3. 加齢
年齢と共に膀胱が緩くなり、排尿してしまうケースも少なくありません。
4. 膀胱や腎臓の機能の乱れ
膀胱炎や腎臓の病気が引き金となり、夜尿症を引き起こす場合があります。
夜尿症の治療法方法は?
病気の場合は、医師の診断で出された薬での治療が最適ですが、幼少期から続いている又は。習慣付いてしまい治らないという方はオススメの治療法が存在します。
子供ですが、まだ若いため癖を治しやすく、保護者が寝る前にトイレにいかせる、夜更かしや寝る時間を統一するなどのサポートによって多くの場合は改善されます。
夜尿症は周りが強く注意すると、ストレスが溜まり、余計に改善が遅れる場合があるため、長い目で見てあげることが大切です。
そして大人の夜尿症も、塩分や水分の調節をしっかりと行い、体を冷やさないように心がけることによって治療できるので、是非参考にして下さい。
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