痛風になったときに、食事に納豆を食べると良くないと言われていますが、本当なのでしょうか?
普段の食事に納豆を食べることも多く、納豆には便秘解消や動脈硬化予防などの効果もある食材です。
では、なぜ納豆が痛風に良くないのか気になりますよね。
それは納豆に含まれる「プリン体」が、痛風に悪いと言われる理由に大きく関係しているのです。
今回は、納豆が痛風に悪い理由や痛風時におすすめの食材をご紹介致しますので、痛風に悩んでいる人は是非参考にしてみて下さい。
痛風の食事に悪い食べ物とは?
痛風になったことが無い方の場合、痛風の食事を気にする必要はないと思うかもしれませんが、その他の病気と一緒で食事にも注意しておくのが大切です。
痛風時に悪いと言われる食事とは、
糖分を多く含む肥満になりやすい食事です。
肥満になると痛風を発症してしまうリスクも高まりますので、主食である白米を玄米にするなどして工夫することがおすすめです。
痛風予防や健康のために市販の野菜ジュースを飲む人も多いと思いますが、市販の野菜ジュースには野菜の酵素や食物繊維が含まれていないため、痛風には悪いと言えます。
そのため、痛風に悪い食事を避けるのであれば、食事を見直し、太りやすい食事に注意しておきましょう。
野菜ジュースを飲むのが習慣な人は、市販のものではなく、生野菜や果物を使って自分で作ることが最適です。
痛風と納豆は相性が悪い!?
上記の通りに、納豆は痛風に悪いと言われており、納豆に多く含まれているプリン体によって尿酸が溜まりやすくなります。
痛風は、体内で尿酸が増え、関節に溜まることで起こり、痛風患者にはプリン体を多く含む食材は悪いと言われているのです。
しかし、人間の体内にあるプリン体は、食事で摂取できるのは約20%と言われており、残りは新陳代謝やエネルギーを消費するときに体内で合成されたものになります。
よって、痛風に悪いと言われている納豆も1日400mgであれば、摂取しても問題ありません。
バランス良い食事を心がけ、納豆も食べ過ぎに注意すれば、痛風を気にすることなく食事を行うことができます。
納豆は1日の摂取に注意して食べよう!
納豆に含まれるプリン体は、1パックで約50mgになりますので、1日の食事に1回食べる程度であれば、気にする必要はないでしょう。
納豆には、多くの栄養が含まれていますので、神経質に考えずに、バランスの良い食事の中に取り入れると最適です。
しかし、食べ過ぎはプリン体の過剰摂取になりますので、痛風の人は1日1パックを目安にしておきましょう。
痛風にはプリン体を多く含む食材は良くないと思いがちですが、納豆には健康効果が高く定期的に摂取することがおすすめです。
痛風の症状がひどくなりそうで不安と思う方は、医師に相談してからたべるようにしましょう。
納豆の他にも痛風に関係するプリン体を多く含むのが、アルコール、レバー、干物ですので、食事に良く摂取することが多い場合は気を付けておく必要があります。
コメントを残す