手の震えは20代から発症するといわれています。
緊張したときに、手が震える経験をした方はいないでしょうか?
極度のプレッシャーや緊張によって、手が震えることは少なくありません。
手の震えは、筋肉の収縮によって起こるため、誰がなってもおかしくはありません。
このように手の震えには、精神的なものが大きく関係しています。
手の震えはストレスが原因となることも多く、心の病を引き起こす又はその前兆だということも分かってきています。
この病にかかる年代の大半は、20代からなので、自分はまだ若いから大丈夫と、若くても安心はできません。
さらに「病は気から」ということわざもあるように、ストレスを溜めこむと、手の震えに限らず、いろいろな病の原因になりかねません。
そこで今回はなぜストレスが原因となり20代あたりから手が震えるのか、そしてどんな病気に関係しているのかについて説明していきたいと思います。
手の震えが20代から起こるのは
「手の震えを訴える大半の人が、高齢者だから若いし気にしなくていいや」と他人事みたいに考えられている若い方が多いようですが、実際には20代から経験する人がほとんどです。
しかし、短時間の震えはそこまで気にする必要がないことが多いです。
ずっと手が震えたり、すごく頻繁に震えたりする方はストレスが原因となって心の病を発症してしまっているかもしれません。
これが20代からの手の震えに関係しているのです。
いくつかのストレスによる病のメイン患者は、20代だということが分かっているのです。
手の震えはストレスからの心の病がに直結!?
一般的に、アルコール中毒やお酒が好きな人に起こりやすいという印象が強い傾向にありますが、20代から発症する手の震えの主な原因はストレスです。
もちろんお酒を飲むひとの場合だと、アルコール依存症を疑うべきですが、それに該当しない場合、次のような心の病が考えられます。
●パセドウ病
主に20代から30代の女性に多くみられ、ストレスによる自律神経の乱れによって発症し、手が震えるという症状が出ます。
●本態性振戦
これは40代の方に多いパーキンソン病の症状によく似ていて、20代前半の方が多く発症する病気です。
メインは20代ですが10代からも発症する可能性がある病気なので、もし生活において若いのに、頻繁に手が震えるようならばこの病を疑いましょう。
●若年性脳梗塞
脳梗塞と聞くと60代以上の人が、多く発症する病気だと認識されがちですが、脳梗塞の20代患者がこの10年間で、1.5倍にまで増加しています。
これは脳の血管が詰まってしまう病気で、生活習慣の乱れやバランスの取れていない食事で体にストレスを与える場合や、精神的なストレスが原因になって発症してしまうということが分かっています。
この病の症状は、手が震える、ろれつがまわらない、頭痛などが初期症状となると言われていますが、急に発症することが多い病気なので心あたりのある人はすぐに病院にいって診てもらいましょう。
手の震えのためストレスは溜めこまない!
なぜ20代から手の震えの症状がでるのか、お分かりいただけたでしょうか?
そしてそのほとんどが、ストレスが原因になっています。
近年ではストレス社会といわれる程の日本ですが、ストレス環境にいるからといって、ストレスを溜めこむと、なんのメリットもありません。
手の震えだけではなく、他の弊害が待ち構えているかもしれません。
よって、ストレスは定期的に発散するように心がけましょう!
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