コーヒー豆の保存は冷凍庫で良いのか
コーヒー豆を使ってコーヒーを飲む人はいますよね。
間違った保存方法をしている人や、保存方法が「冷蔵庫に入れている」や「常温で保存している」という人もいるようです。
そこでコーヒー豆の保存を冷凍庫、冷蔵庫、常温のどれが最適なのかということに加えて、コーヒー豆の保存容器や保存状態なども紹介します。
コーヒー豆を冷凍庫で保存するのか、それとも冷蔵庫か、常温で良いのか、が分かると思いますので是非参考にしてみてください。
コーヒー豆の保存は本当に冷凍庫だった
まずコーヒー豆は焙煎後、速やかに冷凍保存する事が品質を保つ上で非常に重要です。
逆に常温保存をすると以下のデメリットがあります。
・焙煎当日は鋭い味でさほど美味しくない
・夏季は味・香りが濁る
・冬季でも香味、少なくなる
などがあります。
冷凍保存の場合は常温保存に対して、焙煎3~4日後は強い香りとまろやかな味になります。
長ければ焙煎50日後まで本来の味を味わうことができます。
コーヒー豆を保存するのに品質を左右する条件があります。
まず温度が高くなるほど、傷みやすくなります。
10℃上がると賞味期間が約1/2になります。(できるだけ低温での保存が良い)
そして湿度が高くなるほど、傷みやすくなります。
特に焙煎した後の煎り豆は吸湿しやすいので注意が必要です。(缶の蓋や袋の口をきちんと閉めて保存する)
さらに酸素が存在したり、光を受けると傷みやすくなります。
特に直射日光(紫外線)は厳禁です。
常温保存ですと以上のことが影響しやすくなるのでより冷凍保存が最適になります。
コーヒー豆の理想的な保存場所と比較について
理想的な保存場所は冷凍庫が最適ですが具体的に比較すると以下のとおりになります。(焙煎後、速やかに密封保存する事と低湿度が条件)
常温室内は保存場所として、適していません。
常温の缶や豆樽・保存ビン等で保管している場合、品質の維持はさほど期待できません。
賞味期限は長く見積もっても焙煎後5~7日程です。
冷蔵庫は適していますが中期の保存になります。
賞味期限は豆で焙煎後1ヶ月程度、挽いて2~3週間程度です。
珈琲豆店では商品を見せる必要から、低温(冷蔵)ショーケースで保管する場合があるが、今のところ一番無難な方法のようです。
できれば8℃以下が望ましく、15℃位になるとやや傷みやすいです。
そして冷凍庫は最も適しているうえに、長期の保存に向きます。
賞味期限は豆で焙煎後1~2ヶ月程度、挽いて3~5週間程度です。
香り・味など、さほどの品質低下もなく保存できます。
出し入れが頻繁な場合は、冷蔵庫がよいこともあるかもしれません。(外へ出したときに吸湿することがある)
コーヒー豆の保存容器について
冷凍保存が最適ですがさらに品質保持をするためには購入時で店側にできるだけ小分け(100~200g)に包装してもらうのが良いでしょう。
また、空気を少なくするために缶に豆をつめるのも良いでしょう。
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