よく風邪を引いて発熱したときに、水枕は熱を下げるアイテムとして昔から使用されていますが、最近では熱中症対策としての使い方も水枕は推奨されています。
そして水枕は効果もさまざまなので、現在では赤ちゃん専用の水枕も販売される程人気の高い商品になっています。
しかし、現代人は水枕に昔ほど馴染みがなく、間違った作り方をしている方も少なくありません。
よって今回は、水枕の効果を高めるための正しい作り方と使い方を御紹介していくので、興味がある方は是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
水枕に熱を下げる効果は期待できない?
昔から水枕は風邪のときに使われるアイテムですが、水枕は熱を下げるのに効果があるというのは実は間違いだということが分かっています。
そもそも風邪は熱を出して体内の病原体やウイルスと戦うため、その熱を下げてしまうのは風邪に逆効果になってしまうことが分かります。
よって、風邪のときは熱を下げることを第一に考えるのではなく、薬などを利用し安静を保っておくことが大切です。
しかし、水枕は風邪のとき以外に使えて暑い季節の熱こもりを防止する効果があるので、これを機に水枕を有効的に使いましょう。
そもそも暑い季節はクーラーの冷房をかけ過ぎると、体の芯から冷えてしまい、健康にも良くありません。
だからといって冷房をかけないと熱中症になってしまう恐れもあるため、そんなときはクーラーの温度を下げすぎることなく、水枕などの冷却アイテムを使って熱こもりを予防しましょう。
水枕の作り方と使い方
上記で水枕の効果から見る最適な使い方を理解して頂けたかと思いますが、正しい作り方を知っておかないと風邪の原因になってしまうこともあるので、作り方も注意しておきましょう。
水枕を作る際には、その冷たさを持続させようと氷を満タンに入れるのではなく、冷たい水か氷を全体の3割程度いれるようにしておくことが作り方において大切です。
このように氷を3割に抑えることで、ひんやりと眠るのにはちょうど良い温度になります。
冷やしすぎると風邪だけではなく、頭痛や肩こりを悪化させる原因にもなってしまいますので、免疫力の低い小さいお子さんや高齢者に使う場合は特に温度を下げすぎないように作り方も注意しておきましょう。
水枕を使う際の注意点
水枕は使い方にも注意点があり、水枕が口金で閉めるシステムになっていますが、ひとつだと水が漏れたりするトラブルがあるので、水枕を使用する際は根元の部分を真っすぐ口金で閉めるようにしておくことが使い方では大切です。
しかし使っていく内に水枕はゴムが伸びて水漏れもしやすくなってしまうので、そのような場合には口金を新たにドラッグストアなどで購入し、2重に口金で止めるなどする使い方をオススメします。
そして使い方においてもちろんですが、水枕の中の水はこまめに入れ替えて細菌が繁殖しないようにしておきましょう。
同じ水を入れっぱなしにしておくと衛生的に悪いだけでなく、ゴム同士がくっついて使い物にならなくなってしまいますので使い方の中でも特に注意しましょう。
いかがでしたか?
水枕の正しい効果や作り方と使い方まで知っておき、熱こもりを予防し、快適な睡眠を手に入れましょう。
コメントを残す