日本の童謡で、「ポッポッポー、ハトポッポー」と鳴き声がありますが、キジバトも本当にそのような鳴き声なのでしょうか。
そしてキジバトの巣は幸運のシンボルとされてきているので、家の近くに巣をつくると縁起が良いと喜ばれる方も少なくありません。
しかし、なぜキジバトの巣が幸運を呼ぶのかを知っている人は少なく、その由来を知っておくと意外と周りに自慢できる豆知識になるのでオススメです。
さらにキジバトの生態についても詳しく解説するので、是非参考にして見て下さいね!
キジバトの鳴き声
キジバトは、「デーデー、ポッポー」や「ボーボー、ポッポー」と鳴き、低い声の後に高い声でなくのが特徴的です。
その聞こえ方は人それぞれですが、同じキジバトでも鳴き声が若干違い、鳴き声が平坦でさえずるようなキジバトもいることも知っておきましょう。
キジバトが鳴くタイミングとしては朝の明け方や雨が上がった時間帯に鳴き、薄暗い環境で鳴くことが多いとされています。
キジバトの生態は?
キジバトは全長30cmから35cmほどで、全国的に繁殖されている種類のハトです。
北海道などの寒い地域では、夏に見られるハトになりますが、日本のキジバトは既に人に慣れているため、公園や民家の近くに巣を作ることも少なくありません。
さらにキジバトの雌は卵を一度に2つ生んで、2週間程の早さで孵化し、雄と雌で子育てをする生態が観察されています。
キジバトは雑食なので、昆虫、植物、貝さらにはミミズなどの動物もカルシウムを摂取するために食べることがあります。
実際に農家にとってはキジバトが害鳥として扱われており、稲穂や豆を食べるので、その被害は多大なものとなっています。
そして、キジバトの天敵としては、イヌワシやハヤブサなど、ときにはカラスも天敵として警戒します。
キジバトの巣は幸運を呼ぶ!?
キジバトは古くから幸運のシンボルとして親しまれ、国内でも人々に愛されているハトの一種とされています。
その背景にはキジバトの生態にあり、キジバトは夫婦で仲良く子育てを一生懸命にすることがその原因となっています。
しかし、キジバトは人によって害鳥として扱われているため、自宅近くでエサをまいたりするのはオススメできません。
キジバトの鳴き声は上記でも述べた通り、うるさいと感じることもあるため、近所トラブルにならないためにも、餌付はしないようにしておきましょう。
そして、キジバトがベランダや家の近くに来て困るという方は、キジバトの嫌がる鷹やカラスに似たものを置いておくと効果があるのでオススメです。
いかがでしたか?
キジバトは子育てを頑張る愛橋から、人々に幸運を招くといわれていますが、その鳴き声や農家の被害などから害鳥としても扱われる存在です。
よって、キジバトは幸運のシンボルだからと、むやみやたらにエサをまいたりはすることのないようにしておきましょう。
キジバトとの向き合い方は人それぞれなので、それを理解しておくことが大切です。
コメントを残す