プールの最中や睡眠中などに足がつる辛い痛みを経験したことはないでしょうか。
足などが前触れもなくつるため、とっさの対応に困惑する人も多いのではないかと思います。
つる箇所は人に指や足のふくらはぎなど様々で、原因もいくつか考えられます。
今回は指やふくらはぎがつる原因や予防法について紹介していきます。
足や指などがつる原因とは?
ふくらはぎや指がつる原因はいくつか考えられます。
・筋肉疲労
一番多い手足がつる原因が、この筋肉疲労になります。
運動などでは足の筋肉を酷使することで疲労が溜まり、つりやすくなります。
お仕事が多忙である場合なども、肉体的に疲労が溜まっていて、特に寝ている時などに足、特にふくらはぎが慢性的につるということが起きます。
ふくらはぎだけでなく指もつることがあります。
例えば指を使う楽器を日常的に使用する人や、書き物を日常的にする人などは、指がつることもあります。
・ミネラル不足
ミネラル不足によって、足などが異常な筋肉けいれんが起きてしまうこともあります。
ミネラルは筋肉収縮など筋肉の働きを助ける栄養素で、そのミネラルが不足することで、指やふくらはぎがつることもあります。
・筋肉量の低下と血行不良
加齢とともに起きる現象ですが、筋肉量低下や血行不良も、手やふくらはぎがつる原因のひとつです。
加齢でなくても日常的に運動不足の人や夏場のエアコンや冬場の冷えによる血行不良によっても手やふくらはぎがつることはあります。
・その他病気
糖尿病や動脈硬化、ヘルニア、腎疾患などの病気が原因で、手足がつることもあります。
この場合は、指やふくらはぎがつるだけでなく手足の歩行障害やしびれ、
手足の麻痺など他の症状も同時に起きることが多いため、手足がつる以外の自覚症状がある場合は、早急に病院で受診するようにしましょう。
手足がつることを予防するには?
・日常的な手足のストレッチで冷えや血行不良を改善する
足のふくらはぎなどがつる原因の一つの冷えや血行不良を改善するために、日頃から意識的に足の適度なストレッチや運動を行うように心がけると良いでしょう。
高齢者や運動不足を感じている人は特に意識的に手足を含めた体を動かすことが、つる原因の予防に効果的です。
筋肉疲労を感じている人も、適度に筋肉をほぐすストレッチをすると足などがつることを予防できます。
・ミネラル不足を補う食事を摂る
ミネラル不足による足などの筋肉けいれんを予防するために、食べ物にも気を付けましょう。
ミネラルと一言で言ってもミネラルはカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛など100以上の種類が存在し、それぞれが健康維持のための色々な役割を担っています。
これらのミネラルを多く含む食べ物は、例えば、
- レバー、カキやしじみの貝類
- 牛乳やチーズの乳製品
- 豆腐や納豆などの大豆製品
- 肉類、海藻類、ナッツ類
など実にさまざまです。
ある特定の食べ物または特定のミネラルを補ってもミネラル不足は解消できません。
大切なのは、これらの食べ物を偏りなくバランスよく摂取するということなのです。
食べ物からの摂取が難しい場合は、サプリメントの利用などもおすすめです。
最後に
今回は指や足がつる原因と予防法を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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