1度に大量のお酒を飲みすぎることは、急性アルコール中毒などの病気を引き起こす原因です。
その上、お酒を飲みすぎた日は激しい頭痛などにも襲われますよね。
仕事の付き合いや友人とお酒を楽しく飲みたいものですが、すぐに二日酔いなり頭痛などになってしまうこともよくあります。
アルコールを摂取することで、脱水になり低髄液圧によって頭痛がおこります。
このような場合には水分を摂ることで、症状は落ち着いてきます。
その他の頭痛時の対処法など、お酒を飲む方はある程度の知識を身に付けおきましょう。
そこでお酒を飲みすぎるとどんな病気になるのか、二日酔いなどの頭痛の対処法などをご説明します。
お酒を飲みすぎは病気のもと!
どんなものでも飲み過ぎ食べ過ぎは身体によくありませんが、アルコールなどの場合さまざまな病気にかかってしまう恐れがあります。
・アルコール性肝炎
脂肪肝が5年以上続いて、そのままの状態でアルコールを摂取していると肝細胞が炎症を起こすことをいいます。
発熱、吐き気、腹痛、嘔吐などの症状がでてきます。
・脂肪肝
肝細胞の中に中性脂肪が多く溜まって、肝臓が腫れて大きくなってしまっていることをいいます。
アルコールによって脂肪の分泌がしにくくなり、中性脂肪の原料である脂肪酸の作用が高まってしまうことでこのような症状がおこります。
・肝硬変
アルコール性肝炎になり、そのままアルコールを摂取することで5~15年ほどでなります。
そして傷ついてしまった肝細胞を修復しようとし、その傷が大きくなり肝臓が小さく弱ってしまい硬くなります。
このようにアルコールを大量し摂取し、異変に気付かず放っておくと症状はどんどん悪化していき肝がんなどにまで発展していってしまいます。
またお酒をいっき飲みなどと無理な飲み方をすると、急性アルコール中毒になってしまうリスクを高めます。
頭痛の時の対処法
頭痛にも色々とあり、アルコールを摂取することにより頭部の血管が膨張し頭痛が起こる場合には収縮してあげることで痛みがやわらぎます。
冷やしたタオルや、冷却シートで首筋などを冷やしてあげましょう。
その他にもお酒を飲むと喉が渇きますが、それは髄液が脱水症状によって減少し脳が下にさがり静脈を刺激し痛みがおこります。
脱水症状などのときは、体液に近いスポーツドリンクなどがおすすめです。
お酒を飲み過ぎて、二日酔いなどの頭痛がひどいときには基本として水分補給をし身体を回復させてあげるために睡眠をしっかりととりましょう。
またシジミや大根なども二日酔いに効く成分が含まれており、味噌汁などにして食べることがおすすめです。
カフェインにも血管を収縮してくれるので、コーヒーやお茶などを飲みゆっくりと休みましょう。
気をつけておくべきこと
頭痛などがひどい方は、空腹時のお酒はやめておきましょう。
空腹のときに飲むと、アルコールがそのまま流れて行き胃腸を刺激してしまいます。
お酒の回るスピードも変わってきますので、飲む前には軽く何か食べておくことが大切です。
そして飲み過ぎなどは、上記にも述べている通り危険な病気になってしまうこともあり注意が必要になります。
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