電話などで休みの説明をするときなどに使う「お休みをいただいております」という敬語は間違いなのをご存知でしょうか。
丁寧な敬語など相手に良い印象を与えてくれますが、間違った敬語を知らないうちに使っていることもあります。
電話対応などでの言葉遣いは、とても大切で間違った敬語は相手に失礼な印象を与えてしまう可能性もゼロではありません。
仕事などでも敬語は最低限のマナーなので、取引先の人にも失礼のないように正しい敬語の知識を身に付けておきましょう。
「お休みをいただいております」の正しい敬語や電話での対応の常識についてまとめてみましたので参考にしてみてはいかがでしょうか。
「お休みいただいております」は間違い?
仕事などで電話対応をするとき取引先の人から休んでいる人に電話があった場合に「○○はお休みをいただいております」というのは間違った敬語です。
この場合には、「休み」に「お」を付けてしまうと違和感がでてきてしまいます。
他社の人などに休みの説明をするときには「お」や「いただく」は、使用しないのが常識です。
正しい言い方として「休暇をとっております」と相手に伝えると良いでしょう。
また丁寧に表現したいときは「恐縮ですが」、「申し訳ありませんが」を冒頭にもってきましょう。
そうすることでより丁寧な敬語になります。
敬語などは仕事などでも大切なもので電話対応も丁寧に行うことで相手に良い印象を与えるようにしましょう。
敬語と電話の常識
会社での電話対応のマナーが悪いと会社のイメージも悪くなってしまいます。
電話では、顔が見えないからこそ丁寧な正しい対応をしなければいけません。
このような電話対応や敬語などの間違いの無い最低限の知識を知っておくことも今後のビジネスでも役立つことがあります。
・コールが鳴ったら早く電話をとる
3コール以内で電話をとることがベストですが、遅れてしまった場合には「お待たせしました」とちゃんと言いましょう。
・メモをとる
電話の相手の会社や名前はメモをちゃんととりましょう。
また聞き取れなかったときには「恐れ入ります。電波が悪いようなのですが。」と伝えもう一度言ってもらいましょう。
・電話を切るときは静かに
電話はかけてきた人側が先に切ることが基本ですので、相手が先に切るのを待ってから切りましょう。
また受話器を雑に置くとうるさく相手にも不快な思いをさせてしまいます。
よって受話器は優しく置くようにしましょう。
電話の対応で気をつけておくべきこと
上記に述べた通り、電話対応の仕方など細かいことにも気をつけておくことが必要になります。
また電話にでたときに「もしもし」というのは避け、「お電話ありがとうございます、○○会社でございます。」と答えましょう。
また声のトーンなど明るく話すことでも相手に与える印象は変わってきます。
さらにクレームなどの対応でも苦手と思っていると自然と声が小さくなったり、暗くなり相手にも伝わってしまいます。
電話でも笑顔で対応をすることを心がけ、正しい敬語を身に付けビジネスマナーをしっかりとするように心がけましょう。
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