最近便がゆるくて下痢が続いているという方はいませんか?
下痢はお腹を壊している証拠なので、腹痛を伴うのが普通です。
しかし、腹痛なしの下痢が続く症状のある患者が近年は増加傾向にあるようです。
腹痛なしに下痢が続く場合、それは異常だということを認識した方が良いでしょう。
下痢は食事の他にも、さまざまな原因が考えられるため、心当たりのある方は是非ここで説明する要因を参考に、自分の体調と比較してみてはいかがでしょうか。
腹痛がないために、下痢の症状を放置しておくと、症状が悪化して病気と併用する場合もあります。
そしてそれとは逆に持病や、気づかぬうちに発症してしまった病気が、腹痛なしの下痢を招いてしまっている可能性もあるので油断は禁物です。
そこで、ここでは原因に合わせて対処法も紹介していきますので、みなさんの参考になれば幸いです。
腹痛なしの下痢のメカニズム
下痢は、腹痛や吐き気を伴うのは当たり前と思われがちですが、時には下痢のみの症状が続くことがあります。
腹痛を伴わない場合は、水下痢っぽいという特徴があり、消化器官の異常によって痛さがなく水っぽい下痢になる場合が多くあります。
日本国内の水下痢の患者は、海外と比較するととても多く、日本人の体の仕組みにも原因があると考えられています。
原因はなに?もしかして病気?
下痢のみの症状が続く原因は、以下のようなことが考えられます。
・口にした食べ物や飲み物
キシリトールや食品添加物に多く含まれるソルビットは、過剰摂取によって下痢になる場合があります。
さらにアルコール類のお酒やコーヒーなども気づかぬ間に、体に刺激を与え、水下痢の症状が出ることもあるので、下痢っぽくなったら、上記のようなものを避けるようにしましょう。
・精神的ストレス
ダイエットによっては、ストレスが溜まる上、栄養も偏ってしまうため、腹痛がなくても下痢になるケースがあります。
ストレスを溜めこむと自律神経を乱し、過敏性腸症候群のような腸の病気が原因となることもあるので注意が必要です。
・薬の副作用
抗生物質などの薬は、腸の悪玉菌を殺してくれますが、同時に善玉菌も殺してしまうので、下痢のような症状が出ることがあります。
・体の冷え
冷房などで体が冷えきってしまうと、血の流れが悪くなるので、消化不良が起こる可能性があります。
腹痛なしの下痢の対処法
腹痛なしの下痢は多くの場合、ウイルスと戦っていない症状なので、そこまで過敏になる必要はありません。
しかし下痢には必ず原因があるのが現実なので、そこを明確にしておくことが重要です。
まずはストレスと上手く向き合うことから始め、食生活の見直しを行いましょう。
充分に水分・塩分を摂り、体をリラックスさせると下痢だけの場合は、改善されるかもしれません。
それでも治らない場合は、過敏性腸症候群を真っ先に疑い、病院で受診されることをオススメします。
いかがでしたか。
原因は人それぞれですが、もしも当てはまった項目があるようならば、そこから改善するのが、治療への最大の近道になるかもしれません。
コメントを残す