もやしは水だけで家庭でも簡単に育てることができるため、栄養や効能もあまりないイメージを持たれている方はいませんか?
確かにもやしは、30円から50円で購入できる安価な野菜ですが、実は野菜の中でも栄養価が高く、効能もたくさんあるので、健康に良い食べ物なのです。
世間一般において、貧弱でか弱そうな見た目の人を、“もやしっ子”なんていったりしていますが、そのようなネガティブな表現によく使われるからか、多くの人に栄養価の低い食べ物というイメージが定着してしまったのかもしれません。
さらにもやしはカロリーがとても低いため、ダイエットなどにもよく使われています。
しかし低カロリーだからといって、食べすぎたり、味付けを濃くしたりすると、ダイエットの効果は無くなるので注意が必要です。
上記で述べた高い栄養価とその効能を保つには、どんな調理法が良いのでしょうか?
実は調理法を工夫しないと、栄養はどんどん失われてしまいます。
よって、調理法においての注意点も紹介しますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
もやしの栄養価と効能
もやしには以下のような栄養素があり、それぞれこのような効果がみられます。
1. 食物繊維
お通じを良くして便秘解消の効果があり、お腹を引きしめてダイエットにも最適です。
2. ビタミンC
女性の方には嬉しい美肌効果があり、その他にも免疫強化、肝臓機能を整えるなどの効能があります。
免疫力を高めてくれるため、風邪予防にも良いとされています。
3. カリウム
カリウムは血液をさらさらにしてくれるので、血のめぐりが良くなります。
さらに、疲労回復、高血圧予防にも効果があり、女性で月経不順の方にはその改善効果もあります。
4. アスパラギンサ酸
疲労を回復してくれる大きな役割をもっています。
このように、もやしは発芽するパワーによってより栄養価が高くなるのです。
もやしのカロリー
もやしには重要な栄養素が多く含まれていることは分かってもらえたと思いますが、カロリーはどのぐらい低いのでしょうか?
もやしは100グラムあたり12から14キロカロリー含まれているといわれ、一般のスーパーなどで販売されている1袋で、およそ35キロカロリーととても低カロリーだということが分かります。
しかし、もやし自体はすごくシンプルで特徴的な味はないため、味付けを濃くしがちですが、それだとダイエットには効果が無くなるので注意しましょう。
もやしは消化を良くする効能があるため、腹もちは良くありません。
確かに低カロリーでダイエットに良い食べ物ではありますが、間食予防や腹もち効果には期待ができないので、そこを理解した上でダイエットに利用し、リバウンドしないように気を付けることが大切です。
調理においての注意点
もやしは生で食べると、食中毒になる恐れがあるため、絶対に加熱して食べるようにして下さい。
しかしだからといって加熱しすぎると、もやしの栄養素まで破壊されていくので注意が必要です。
●炒め物の際には最後に入れる
●茹でる場合は10秒から15秒
●レンジで蒸し料理にすると、栄養素も一緒に摂取できる
上記のことを参考にすることで、健康にも良く、しゃきしゃきの食感も残したまま美味しくもやしを食べることができます!
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