泳いでいる最中や睡眠中、運動中などに何の前触れもなくこむら返りを起こした経験はないでしょうか。
誰でも一度は経験があるあまり起きてほしくない現象ではないかと思います。
そのほとんどが何の前触れもない突然の出来事のため、原因も分からずどう対処すればよいか困惑してしまうものです。
対策を知っておけば、こむら返りを起こしてしまった時に焦らず対処できるかもしれませんね。
今回は、こむら返りの原因や、睡眠中に起こる原因、予防対策と万が一起きてしまった時の対処法について紹介します。
こむら返りの原因は?
・筋肉疲労
こむら返りの原因で一番多いのが、筋肉疲労によるものです。
スポーツなどで肉体的に疲労が溜まっている時や筋肉を酷使してしまった時によく起こります。
お仕事が多忙で肉体的に疲れている時なども起こりやすく、睡眠中に突然目が覚めてしまうほど強烈に起きることもあります。
・筋肉異常による痙攣
筋肉異常によってこむら返りが引き起こされる場合もあります。
ミネラルは筋肉や神経の動作を助ける働きがあります。
そのミネラルが不足することによって、血中のバランスが乱れ、こむら返り(痙攣)を引き起こすと言われています。
・加齢による血行不良や筋肉量低下
加齢によって血流が悪くなったり筋肉量が低下することも、こむら返りの原因の一つとして挙げられます。
また妊婦の場合も、血液量や体重の増加、お腹の圧迫や肩こり腰痛など色々な症状とともに血行不良になり、日中や睡眠中関係なくこむら返りを起こしやすくなります。
・その他病気
その他に動脈硬化やヘルニア、糖尿病などの病気が原因でこむら返りを起こすこともあります。
睡眠中のこむら返りは血行不良が原因
睡眠中のこむら返りに限って言うと、血行不良が原因であると考えられています。
睡眠中は筋肉疲労や加齢など関係なく起こるということです。
こむら返りの対処方法
こむら返りはふくらはぎの筋肉が収縮する現象なので、座った状態で足を延ばし、つま先を手前に引っ張り、ふくらはぎの筋肉を伸ばして対処します。
つま先を手前に引っ張り数秒その状態をキープし、手を放してまだつっているようなら同じ動作を繰り返します。
つった状態が続く場合は立った状態でふくらはぎの筋肉を伸ばして対処してみるとよいです。
睡眠中などは焦らず落ち着いて対処しましょう。
こむら返りの予防対策
起こると厄介なこむら返りはできれば起こらないように対策できると良いですよね。
日頃の生活習慣からできるこむら返りの予防対策を紹介します。
・対策1:ストレッチを行う
適度なストレッチを行うことで、血流を良くしましょう。
特に日頃から体を動かさない生活をしていたり高齢になると血行不良にもなりやすいです。
なかなか対処しづらいものですが、お風呂やお風呂あがりなどにマッサージやストレッチを心がけましょう。
睡眠中の対策として、寝る前にストレッチすることもおすすめです。
・対策2:栄養不足に気を付けた食事を摂る
ミネラル不足によりこむら返りが起きることもあります。
ミネラルを豊富に含む食べ物を積極的に摂るようして、こむら返りを予防しましょう。
ミネラルは海藻類などに多く含まれています。
食品からの摂取が難しい場合は手軽にサプリメントで摂取することも、予防対策になります。
最後に
今回はこむら返りの原因や予防対策、対処について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
コメントを残す