皆さんは、足の裏や手のひらにほくろがあるでしょうか。
もしかするとその足の裏や手のひらにあるほくろは、メラノーマの可能性もあるため注意が必要です。
ですが子供のメラノーマの発症確率は、極めて低いと言われています。
しかし大人と同じように大きさや色、それから形に十分に注意が必要となります。
子供の場合はメラノーマの発症確率は低いとされていますが、可能性はゼロではありません。
母親由来の悪性黒色腫や巨大先天性母斑など、メラノーマ発症のリスクを持っている可能性があります。
そこで足の裏のほくろ、メラノーマについて説明していきます。
メラノーマって何?
メラノーマ(悪性黒色腫)は、メラノサイトが存在する皮膚、眼窩内、口膣粘膜などに発生する悪性腫瘍のことです。
原因はまだ分かっていませんが、紫外線の影響が大きいのではないかと言われています。
良性のほくろが、変化して悪性化するという考えが有力ですが、それとは無関係に発生するという説もあります。
そんなメラノーマは、日本人での年間発生患者数は子供と大人も含め1500~2000人ほどです。
欧米人の1/10の割合ですが、近年増加傾向にあります。
できやすい場所は、
・足の裏
・体
・顔
・爪
で、特に注意が必要なのが足の裏や手のひらと言われています。
なぜかというと物を掴んだり、立つ際に足や手にあるほくろや皮膚は常に刺激を受けているので、その刺激によって悪性化する可能性があります。
もし足の裏や手にほくろが突然できたら、注意しておくと良いでしょう。
また可能であれば大きさを測ったり、写真に撮っておくことをおすすめします。
メラノーマの怖いところは見た目でしか判断できないため、形や大きさ、色は大きな判断材料になります。
セルフチェックは大切ですが、心配であればすぐに皮膚科へ受診することが早期発見することに繋がります。
症状が進行してからの病院の受診では、手遅れになりがちです。
メラノーマは進行が早く、すぐに取り返しのつかない状態まで進んでしまう悪性腫瘍です。
よってちょっと気になると思った際には、迷わずに受診をしましょう。
足の裏のほくろを放置するのは危険!?
足の裏のほくろを放置をすると危険な理由は3つあります。
・日本人に多い
・ガンになりやすい
・元々ほくろがない部分に出来たため
足の裏は他の箇所と比べると刺激を受けやすいので、その分悪性に変わりやすいと言われています。
さらに他の箇所に出来るほくろと比べて、足の裏に出来たほくろは悪性の可能性が非常に高いと言われています。
足の裏はほくろの原因となるメラニン色素の細胞がないため、本来ほくろやシミができない箇所なのです。
ですが子供の頃からほくろがあるケースもありますが、そういう場合は良性の場合がほとんどなので、特に気にする必要はないと思います。
メラノーマの見分け方
下記のものに多く当てはまる方は、一度皮膚科へ受診した方がいいと言えます。
・大きさが6ミリ以上
・段々と大きくなってきている
・薄い色と濃い色が混ざっている
・思春期以降に出来たものがある
・表面がざらざらしている
・ほくろやその周辺に痛みがある
まこのように大きさが6ミリ以上あるという時点でかなり絞られてきますが、あくまで一般的な目安になります。
小さいほくろだからといって安心せず、気になることがあれば病院へ受診することをおすすめします。
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