寝るときに寝言が多いことに悩んでいる方はいませんか?
寝言にはきちんと原因があり、その原因は人によってさまざまです。
可愛いちょっとした寝言ならまだしも、寝言で返事をしたり寝ているときに叫ぶようなことが多くなると、自分でも心配になってしまいますよね。
夢の中で返事をしたり、叫ぶのではなく、寝言の本人はなぜ返事をして、叫んでいるのか分からないという人も少なくありません。
そのような場合は、原因も深刻なケースもあるため、注意が必要です。
そんな方は、これからここで寝言の考えられる原因から説明していきますので、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
原因を知ることで、自分の寝言はどのタイプで、対処方法もより明確になっていくので、よく理解しておくことが大切です。
家族や身内に寝言がひどい人がいる場合も、ここでその人の症状と原因を知り、適切なアドバイスをしてあげると良いでしょう。
●寝言について
寝言は大きく分けて2種類あり、レム睡眠中の寝言と、ノンレム睡眠中の寝言が存在します。
レム睡眠中の寝言はノンレム睡眠中の寝言とは違い、眠りが浅い時の寝言なため、はっきりと聞き取れる寝言は少なく、生理的に発している寝言が多いため、そこまで深刻ではありません。
子供の場合、大人になるにつれ寝言の回数も自然と減っていくので、無理やりおこしたりせず、過度に心配する必要はありません。
しかし大人の方で、眠りが深くなっているノンレム睡眠中にもハッキリとした寝言を言ってしまっている人や、叫んでしまっているという人は、ストレス障害の病気も考えられるため、注意が必要です。
そして寝ている人の寝言に対して、ついつい会話をする人がいますが、睡眠の妨げになり、睡眠の質も悪くなって疲れがとれなくなるため、話しかけたり、返事をしたりするのはやめましょう。
●寝言の原因はストレスが大半!?
寝言の原因は小さいものから大きなものまであるため、自分がどの原因により寝言を言ってしまっているのかを理解しておきましょう。
1. 夢の中で会話をしてしまっている
夢は誰しもが見るもので、その中の寝言は生理的に出ているものが多いため、そこまで心配する必要はありません。
2. 夜驚症
寝ている最中に急に大声を発したり、泣き叫んだりする症状で、過去の恐怖体験や過度のストレスや緊張、乱れた生活習慣が原因になっている場合が多いとされています。
3. 睡眠時無呼吸症候群
いびきがひどい方に多い無呼吸症候群ですが、息が途切れたときに寝言を発したり、うなされたりすることもあるので、注意が必要です。
4. レム睡眠行動障害
50代男性に多い睡眠障害のひとつで、パーキンソン病や脳の病気と併用していることもあるため、病院での受診をおすすめします。
●対処法とまとめ
上記でさまざまな寝言の原因について紹介しましたが、どれも精神的ストレスや、昼間の疲れが寝言に繋がっている場合が大半なので、体をリラックスさせ、栄養をしっかり摂取できる食事を心がけましょう。
例えば、自分に最適な枕を選ぶ、睡眠時間を少しでも増やす、ストレスを解消できるものを見つけるなど、小さなことから試してみるのもおすすめです。
睡眠障害が長引いてしまうと、習慣になり、癖になって治りにくくなるため、家族に迷惑をかけないためにも、ハッキリとした寝言を言ってしまう方は対策を行うことが重要です。
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