おねしょや夜尿症は子供のみならず、大人でも起こりうる症状です。
でもやっぱり大人になっておねしょをしてしまうと、本人はショックが大きいですよね。
大人のおねしょには、さまざまな原因があり、ひどい場合は病気が影響している場合があります。
そして原因が幅広いせいか、大人になってからのおねしょの経験がある方は100人から200人に1人といわれ、その数は年々増加傾向にあるのです。
大人のおねしょは重症化しやすく、違う病気との併用又は、それ自体が原因になってしまうと、治療しにくくなるため注意する必要があります。
これから、どんなことが原因となるのかを順を追って説明していきますので、まだそんな症状が出てない方も対策として、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。
原因を見ると、あなたの習慣に当てはまるものがあるかもしれません。
おとなのおねしょと夜尿症とは
おねしょの夜尿症は2種類存在します。
1. 一次性夜尿症
これは子供のときからのおねしょが治らず、ずっと癖のようになってしまっているもので、この場合は生活習慣の指導や、ホルモン治療によって改善されることが多いといわれています。
2. 二次性夜尿症
子供のおねしょの経験はあっても、それは完全に治っていたのにもかかわらず、大人になって突然またおねしょをしてしまう場合を二次性夜尿症と呼びます。
これは突発的なもので、稀に膀胱や腎臓の病気が影響していることもあるので、治らない場合は、早めに病院で診断してもらう必要があります。
日常生活の癖や負担が大人のおねしょの原因に!?
大人のおねしょの場合、普段の習慣や疲れが原因になっていることも少なくありません。
以下のような原因があるので、対策を含めてみていきましょう。
・お風呂で尿を足す
温かくリラックスできる場所で尿を足す癖がつくと、寝るときのリラックスと脳が同じように勘違いしてしまうことがあるため、大人のおねしょに繋がりやすくなります。
そして我慢をしなければならない場所で、尿を足す習慣になってしまうと頻尿になりやすくなるので絶対にトイレで排尿するようにしましょう。
・疲れや精神的ストレス
自律神経に排尿を調節する機能があるため、疲労が溜まり、ストレスを抱えていると、神経も乱れてしまうため、おねしょをしやすい体になってしまいます。
これは夜尿症やおねしょに最も多い原因といわれているため、心当たりのある方は充分に睡眠時間やリラックスできる時間を確保する必要があります。
・過度な飲酒
アルコール自体が利尿作用を促す効果が高いので、お酒の好きな方は特に、大人のおねしょの症状が出やすいのです。
大人のおねしょの原因になる病気とは
どのような病気が、おねしょのような症状に繋がってしまうのでしょうか?
大人のおねしょは糖尿病が原因になっている場合があり、高血糖値を下げるために、尿の回数が増加することによって起こる症状です。
さらに脳腫瘍、無呼吸症候群、神経疾患、腎臓や膀胱の病気も原因になるため、持病がある方や、心当たりのある方はすぐに病院で受診することをオススメします。
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