多くの人が口内炎によって食事や話すときに痛みを感じ、つらい経験したことがあると思います。
口内炎は小さい炎症のため、放置しておいても数日で治る場合が多く、そこまで重たく考える人は少ないでしょう。
しかし、口内炎ができても放ったらかしにしておくことを繰り返していると、それが習慣になってしまいます。
口内炎は正しい治し方があり、種類もさまざまなので原因もそれぞれで異なってきます。
原因を明確にし、最適な治し方で治療することが大切です。
近年においては、若者の生活習慣病の患者が増加しているため、口内炎が歯茎や舌にできたという人も多くなっています。
これはビタミン不足が大半の原因になっているのです。
舌によく口内炎ができる方は、ビタミン不足を解消すれば、口内炎ができる頻度も少なくなってくるかもしれません。
このように口内炎の種類とその原因を知り、正しく治療しましょう。
口内炎の原因とは?
口内炎は口の中にある細菌をやっつけるために、疲れたり、傷になったりすると過剰に反応することによってできるものです。
その原因となるのは、以下のようなことが考えられます。
原因1. 疲労により免疫力がなくなる、又はストレスを多く抱えてしまう。
これはアフタ性口内炎といい、口内炎のなかで一番一般的なものです。
中心が赤っぽく腫れ、周りは白く見える種類の口内炎で、痛みが出たり、しみたりします。
原因2. 口の中に異物があり、それが当たってできる
これはカタル性口内炎で、粘膜にでき、赤く腫れたようになりますが、症状としてはそこまで重たくありません。
矯正器具やマウスピースが粘膜を傷つけることによって、できることが多いです。
原因3. 入れ歯などの細菌、カビが増加する
口内でカンジタという細菌が増加することによってできるもので、見た目が白く、カンジタ性口内炎と呼ばれています。
カンジタは口内の細菌なので、これによって病気に繋がってしまうということは稀ですが、免疫が低下している場合などは危険です。
口内炎の治し方及び治療法
このように口内炎の種類によって、原因をそれぞれ検討することができます。
口内炎によって治し方も違ってくるので、参考にして下さい。
1. アフタ性口内炎の治し方
数日から2週間もあれば自然に完治するので、そこまで心配する必要ありませんが、栄養価の高い食事を摂ることを心がけて、再びできないように予防することが大切です。
2. カタル性口内炎の治し方
異物によって粘膜を傷つけてしまっているので、刺激しないように先端を丸くするなどしなければ、口内炎の治りも悪くなり、新しくまたできてしまうかもしれません。
3. カンジタ性口内炎の治し方
虫歯は治療し、入れ歯も頻繁に洗浄し、口内を清潔に保ちましょう。
そして治りにくい場合は、細菌を殺す抗生物質を飲んだり、軟膏などを塗ったりすることが必要です。
舌にできる口内炎について
舌にできる口内炎はビタミン不足が原因となってできる場合が多く、ビタミンBを摂ることが最も重要だといわれています。
ですがビタミンAやビタミンCが不足しても口内炎ができることが多いので、ビタミン全般を摂取することをおすすめします。
ストレスや疲労によって、ビタミンは消費されやすくなるので、疲れたときなどは多めにビタミンを摂取するようにしましょう。
ビタミン摂取が口内炎の治し方の1つともいえます。
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