パニック障害の症状がでるのは主に若者で、女性は20代から、男性は30代から多く見られます。
そんなパニック障害ですが、症状はどのようなものが考えられるのでしょうか。
パニックになる症状だということは分かりますが、それがただの心配性だからと気のせいだと思い、ほったらかしにしておくのは良くありません。
パニック障害の患者の大半は、気のせいだと思って診断もせずに日々苦労し、余計に症状が悪化しているのです。
よってきちんと診断を受け、症状を把握し、どのようなときにどんな原因があってそういう発作が起こるのかを自分自身で認識しておかなければなりません。
ネットで対処法を調べて改善に努めるのも大事ですが、心の病の場合、きちんとした医師にカウンセリングをしてもらい、診断してもらうことが重要なのです。
そして原因を知ることによって、治療できる一番の近道になるでしょう。
パニック障害の症状まとめ
これらの9つの症状が見られるあなたは、パニック障害の疑いがあります。
1 心臓がバクバクしたり、過呼吸のように息がしづらくなる。
2 なぜか分からないけど、胸やけなどの吐き気を催すことがある。
3 汗が異常に出る。
4 手や足など、体が震えてくる。
5風邪を引いていないのに、なんか熱っぽい。
6体がしびれるようになる。
7夢のように、現実との区別がつかなくなるときがある。
8異常に不安感にかられてしまう。
9体がふらふらして、立ちくらみのような症状がでる。
このように、パニック障害の症状はただパニックになるだけではなく、体の健康状態にも影響します。
なので、パニック障害ではなく他の病気と疑われる可能性も高いため、これらに多く当てはまっている方は、対処法を知るためにも精神科への受診もおすすめします。
パニック障害の原因とは
一体どのようなとき、どんな原因でパニック障害の症状が出るのでしょうか。
健康状態が悪く、体調がすぐれないこと、プレッシャーにより精神的にストレスを感じることでパニック障害の症状の原因となります。
例えば、睡眠時間が足りなかったり、重労働によって疲労が蓄積されていったり、軽い病気(風邪など)になったり、精神的に追い詰められる状況に陥ってしまったりするときなどが、パニック障害の原因になるといわれています。
そして、日常ではこのような場合に多く表れます。
・緊張してプレッシャーを感じる場面又は、それが無くなった瞬間
・前にパニックになった場所へ再び訪れる
・運転中や、乗り物にのっているとき
このようにパニック障害の症状をさまざまな場面で繰り返すことで、それが当たり前になり、癖がついてしまいます。
対処法として医師へ診断を!
病院は人が多く利用するので、パニック障害の疑いがある方は行きたくないと感じてしまうかもしれません。
しかし、病院の先生に診てもらうことによって、あなたのことを心配してくれる強い味方ができるのだと、診断へ前向きになりましょう。
そして、家族や周りの人にパニック障害ではないかと感じる人がいる場合も、なるべく病院まで一緒に行き、診断の時もそばに寄り添ってあげるようにして下さい。
パニック障害はひどくなると、うつ病も同時に併用してしまう病気です。
よって、パニック障害はただの気のせいではないということをしっかり理解し、まずは診断することが大切なのです。
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