膀胱炎は、男性よりも女性の方がなりやすい病気で、約4人に1人の人が膀胱炎の症状で悩んでいます。
なぜ女性がなりやすいのか疑問に思うかと思いますが、女性の場合は男性よりも尿道が短いです。
しかも女性特有の生理や妊娠でも膀胱炎になりやすいと言われています。
しかし、膀胱炎は子供でも発症することがありますので、誰でもなる可能性のある病気なのです。
子供が膀胱炎になった場合、膀胱炎の症状はどのようなものなのか、親は心配になりますよね。
そこで、子供が膀胱炎になってしまう原因や症状、男性や女性の症状の違いについて説明していきます。
膀胱炎の症状は男女で違う!?
膀胱炎が起こりやすいのは女性と言われていますが、男性でも膀胱炎になる可能性はあります。
女性は男性の約3分の1しか尿道がないため、細菌が膀胱に侵入しやすく膀胱炎になりやすいのです。
そのため、男性は細菌が尿道に侵入する前に、排尿により、排出されますので、膀胱炎にはなりにくいのが特徴です。
そんな、男性や女性が膀胱炎を発症した際には、違いはあるのでしょうか?
男性の膀胱炎の症状
男性の膀胱炎の症状は、主に頻尿、排尿痛、尿の濁りなどです。
逆に女性の場合にも違いはあるのか気になりますが、膀胱炎の症状では男性や女性といった性別によって違いはありません。
女性の膀胱炎の症状
女性の膀胱炎での症状でも、排尿痛や頻尿、尿の濁りがあります。
また、男性や女性が膀胱炎になり、症状が悪化すると血尿などの症状が起こりますので、血尿があったときには病院へ受診するようにしましょう。
膀胱炎の症状によっての血尿でない場合でも、尿に血が混ざっているのは、他の病気の症状である可能性があります。
子供が膀胱炎にかかると症状はどうなる?
膀胱炎は、年齢や性別によって発症しやすいかどうかは変わってきます。
子供でも膀胱炎になることがありますので、親がしっかりと子供の様子を確認してあげることが大切です。
子供は約2歳まで、膀胱炎になる可能性が高くなります。
子供の場合は言葉で伝えることができない分、排尿痛などの痛みで泣いたり、ぐずりなどがあります。
子供の症状も早いうちに大人と同じに
また、年長児くらいの子供は、大人と同じ血尿などの症状が起こることもあり、熱がでることもあります。
膀胱炎による熱は、細菌の感染が広がり、悪化しているサインになります。
なので排尿痛などの症状があるときには病院へ連れていきましょう。
女児が膀胱炎を繰り返すときには、外陰部に便が付いたままなことがあります。
ですから子供のおむつの交換はこまめに行ってあげることで膀胱炎の予防をすることができます。
子供の膀胱炎を予防するためには
上記でも述べていますが、膀胱炎は細菌が入り込むことによって起こり、子供や大人の男女でも症状は同じです。
子供の膀胱炎を予防するためには、おむつ交換をこまめに行いましょう。
おむつが取れた子供であれば、トイレを我慢させずに、親が注意してあげる必要があります。
子供が膀胱炎の症状で苦しんでいるのは、親からするととても辛いものです。
そのため、膀胱炎の症状があるときには、できるだけ早く病院に連れていきましょう。
膀胱炎は初期の軽い症状のうちであれば、自然治療で治ることもありますが、悪化すると血尿なども起こりますので、病院で正しい処置を受けることがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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