今週は、ずっと徹夜で仕事しなければいけない…。というとき、
一睡もせずに1週間というわけに行きませんので、効果的で最適な時間に仮眠を取らなければなりません。
夜勤で徹夜することが多い看護師さんや、24時間営業で深夜業務の接客業に従事されている方、
また、徹夜で飲み会、徹夜で麻雀…等々、仕事以外で徹夜する機会が多い方にも、ご参考になればと思います。
それでは、仮眠時間に最適なのはいつなのか、仮眠の効果などについて、解説していきたいと思います。
徹夜の影響
徹夜をすると、集中力が低下したり、注意力が散漫になったりすることは、皆さんも経験があると思います。
それ以外にも、イライラして怒りっぽくなったり、偏頭痛がしたり、睡眠不足によるホルモンバランスの乱れで体重が増えたり、疾病を患いやすくなったりします。
また、呂律が回らなくなったり、うつ病の発症リスクが高くなったりもしますので、注意が必要です。
仮眠に最適な時間
昼寝を15分すると、午後の勉強や作業効率が上がる。ということテレビなどで見聞きしとこともある方も多いと思いますが、
これは、あくまでも夜に充分な睡眠時間を取っている人に有効なのであって、徹夜することを前提にしたことではありません。
徹夜するとわかっているときに最適な仮眠時間は、90分です。
なぜかというと、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが、90分だからです。
1日7~8時間の睡眠時間の人は、5回ほどレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しますが、1回目のノンレム睡眠が、1番深く眠ることが出来ます。
キリが良いからと言って、1時間だけとか2時間だけという仮眠時間にすると、深いノンレム睡眠の最中に起きることになるので、寝起きが悪くなります。
ですから仮眠は、眠気が来たときに、1時間30分、3時間、4時間30分と、90分単位で取るようにしましょう。
仮眠を取るのに良い時間帯としては、午後1時~午後4時の間と、深夜1時~早朝4時の間が良いと言われています。
仮眠の効果
仮眠90分は、通常の睡眠時間の3倍、4時間30分に相当する疲労回復効果があると言われています。
仮眠を取ることで、脳内の記憶情報が整理されて、記憶力や集中力のアップにつながります。
それから、仮眠を取ってリフレッシュすることにより、ストレス軽減にもなります。
また、仮眠前の食事は、仮眠の3時間前までに摂ると良いでしょう。そして、眠気覚ましのカフェイン摂取は、仮眠の後にしましょう。
最後に、ひとくちメモ。
テスト勉強での徹夜は逆効果なので、やめた方が良いです。
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