みなさんは蚊柱の意味をご存知ですか?
蚊柱は蚊やユスリカが固まって柱状に飛ぶ状態のことをいい、みなさんも歩いていると急に顔の前にその群が現れて嫌な思いをした経験があるかと思います。
そんな嫌な蚊柱ですが、なぜそんな現象がそもそもどんな意味で起きるのでしょうか。
そして、蚊柱の駆除方法や対策には何をすれば良いのでしょうか。
よって今回はその気になる蚊柱の駆除方法と対策をご紹介しますので、興味のある方は是非参考にして下さいね。
蚊柱の意味とは?
そもそも蚊柱は蚊の大群によりできているものですが、それにはきちんとした意味があるのです。
実は蚊柱には、オスの蚊の大群でありメスはその中にほとんど含まれていません。
なぜならオスはメスに繁殖相手に選ばれるために、必死に羽の音を立ててアピールしているからなのです。
そこからメスの蚊は自分の羽の音と相性が良いオスの蚊を選び、繁殖を行います。
このような意味があり、蚊は繁殖のために蚊柱をつくるというワケなのです。
蚊柱はどうやって駆除するの?
蚊柱には繁殖の意味があると上記で説明しましたが、やはり自宅近くで繁殖されたり、群れをなされたら駆除する対策を立てなければなりません。
蚊柱の駆除対策は、通常の殺虫剤を軽くふるだけでも効果は抜群です。
そして蚊は、湿気が多い場所や水辺を好む習性があるため、自宅の近くに池などの水辺がある場合、そこへ殺虫剤をふりましょう。
しかし、川などは他の生物までを殺してしまうと意味が無いので、自治体に相談をしてから使用することをオススメします。
蚊柱の駆除対策は?
蚊柱をまず自宅におびきよせないために、窓はもちろん開けっぱなしにするのではなく、網戸に殺虫剤をふり、窓際に蚊が寄ってこないようにしておくのも良い対策です。
そして、水辺が好きな蚊を寄せ付けないためにも、バケツなどに水を溜めて自宅近くに放置しておかないようにしておきましょう。
水たまりなども蚊がよってくる大きな原因になってしまいます。
そして、玄関などに照明がある場合は、蚊がその光におびき寄せられて集まる習性があるので、紫外線の含まない照明にするか、必要の無いときには電源を切っておく対策が良いでしょう。
しかし、どうしても照明を変えられないという方もいるかと思いますので、そのような場合は紫外線を遮断してくれる照明カバーを利用するのもひとつの駆除方法です。
また、近くの外灯には殺虫剤をふっておくのも蚊柱を寄せ付けない良い対策になります。
そして、万が一自宅で蚊を見つけ、殺虫剤を使用する際には床や壁に付着した殺虫剤成分は健康に害が及ばないように拭き取っておくことも大切です。
いかがでしたか?
蚊柱を見たらよく次の日に雨が降る合図になると言われていますが、それは湿気が蚊を寄せ付ける習性であり、繁殖をしようとしている合図でもあるため、しっかりと対策をしておきましょう。
特に暑い季節には快適に過ごすためにも網戸に殺虫剤をふり、完全に駆除対策をしておくことが大切です。
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