糖尿病とは、簡単に言うと血糖値が高くなってしまう病気です。
一度なってしまうと治ることはなく、一生付き合っていかなくてはいけません。
できればなりたくない病気ですが、実は自分で糖尿病かどうかの症状をチェックができるってご存知でしたか?
意外かもしれませんが、糖尿病の初期症状は足や皮膚に現れることが多いのです。
なぜかというと、糖尿病患者の血液はドロドロとしており血行が悪く、末端の足や手に正常な血液が行き渡らないためです。
糖尿病患者の中にはこのような足の異常に気付くのが遅れ、結果として足を切断せざるを得なくなってしまうという人も多くいます。
自分でチェックできるのであれば、少しでも早く病気に気づき、何かしらの処方をすることができますよね。
今回は、足や皮膚から確認できる糖尿病の症状チェックについてご紹介していきたいと思います。
糖尿病について
糖尿病は、大きく分けると1型と2型に分けられ、日本の糖尿病患者のほとんどは、ライフスタイルの乱れが関係する2型であると言われています。
食べ過ぎや肥満、運動不足などが詳細な原因となっています。
糖尿病を防ぐためには、日頃の食生活を含めた生活習慣に注意することが一番大切です。
糖尿病の初期症状とは
糖尿病の初期症状として多く見られるのは、「喉が異常に渇く」「体重が減った」「トイレの回数が増えた」などが挙げられます。
これらの症状で異常に感じたら、少しでも早く病院で診察を受けることをおすすめします。
糖尿病だと気づかずに放置してしまっていると、取り返しのつかないところまで進行し、合併症で足を切断しなくてはいけなくなってしまったという人も多くいます。
糖尿病の症状チェックの方法
糖尿病の症状チェックは、部位ごとに確認するのがよいでしょう。
今回は、足と皮膚によるチェック方法をご紹介します。
【足】
足の冷えや火照りを感じたり、水虫ができやすくなったり、巻き爪になりやすくなったり、ピリピリとした痺れを感じるようになったら糖尿病である可能性があります。
【皮膚】
かゆみが生じたり、傷がなかなか治らなかったり、たこができやすくなったりしている場合は糖尿病である可能性があります。
すでに日常的にこれらの症状を感じている人もいるかもしれませんが、糖尿病の疑いがあるのは“急に”感じるようになった人です。
もちろん、全て当てはまったからといって糖尿病であると決めつけられるものでもないので、あくまでも一つの判断として、不安を感じたら病院で診察を受けるのがよいでしょう。
まとめ
糖尿病は、自分の身体の異常をチェックすることで判断することができます。
特に今回ご紹介した足や皮膚については、比較的症状が現れやすい部位なので、これらの異常を感じたらすぐに病院で診察を受けることをおすすめします。
気づかずに水面下で進行してしまうよりも、少しでも早く気づいて何らかの処置をしたほうが断然良いですよね。
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