エコノミー症候群を何度か聞いた事があると思いますが、いったいどんな病気なのかご存じでしょうか。
飛行機のエコノミークラスに乗っていた人が到着後に突然気分がわるくなり、病院に救急搬送され治療が間に合わず死に至る場合もある病気です。
私も仕事で海外出張をする事があるのですが私の場合は飛行機で13時間のフライトでした。
13時間のエコノミークラスはキツかったですね。
フライト中に症状がでたら我慢しないでCAに相談してください。
顔色や話しを聞いて対応してくれます。
今の飛行機は前の人の背もたれに画面がありますから退屈しないように映画や音楽を楽しむ事ができますので知らないうちに長時間も座っている事がありますので適度の休息が必要です。
エコノミー症候群の予防や対策をしていても原因を把握してないと大変な事になりますので何故エコノミー症候群になるのかを再認識してください。
エコノミー症候群は症状要注意?
私はエコノミー症候群の事を知っていましたので、それなりの対策や予防をしながら長時間のフライトでも無事に過ごす事ができました。
しかし何も知らないで対策や予防ができてない人はエコノミー症候群になるリスクはあります。
症状は軽症の場合、脚が浮腫んで膝の裏が腫れて痛みが出ます。
その他には、下肢の腫れ、下肢の痛み、動悸重症では呼吸が苦しくなり激しい胸の痛みが出ます。
これらの症状はその時に出るとは限りませんフライトが終わって2~3時間後、1週間後に出る場合もありますから要注意です。
対策と予防に原因までを徹底します!
エコノミー症候群は飛行機だけではありません。
同じ体勢で長時間車の運転をするドライバーやデスクワーク、テレビゲーム、交通機関の乗り物、映画鑑賞、舞台鑑賞など生活環境の中にエコノミー症候群になる原因があります。
長時間同じ体勢で座っていると足の運動不足や乾燥が原因で血液の循環が悪くなり血栓(血の固まり)ができやすくなるのです。
乾燥は飛行機内の湿度が5%~15%と低いのでかなり乾燥した状態です。
このような状態で水分補給を充分に摂っていないとドロドロ血になりやすく血栓ができるのです。
その血栓が足を伸ばす事で静脈にながれて心臓を通って肺に行きそこで詰まると酸素が行き届かなくなって呼吸困難や血液の循環が悪くなるのです。
◎対策と予防
★時差ボケの対策に機内で睡眠薬を服用して寝る人がいますが睡眠薬で寝ると長時間同じ体勢で過ごす事になるので睡眠薬は服用しない。
★足を組まない。
★トイレに行かなくても1~2時間毎に席を立って機内を散歩などしたりして屈伸運動をする。
★座席では足のかかとを上下運動をする。
★脱水にならないように小まめに水分補給をする。
★長時間のフライトの日は禁煙する。
★飛行機意外でも禁煙は心掛ける。
エコノミー症候群になりやすい人
★生活習慣病のある人
★肥満の人
★足を骨折したことがある人
★足を組む癖のある人
★喫煙者
★静脈瘤の起こした人、静脈瘤のある人
★40才以上の女性の方
★身長が150㎝以下の人
これらの人がエコノミー症候群になりやすいですが、その他にも血栓ができやすい人もいますので充分に注意して下さい。
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