寒くなってくると安く入手できる大根ですが、安いからついつい買ってしまってどうしよう…なんて経験された方はいませんか?
実は大根は栄養が豊富で体にとても良い効果を出してくれる食材なので、これを機に効果を知ることによって、大根をもっと食べたくなること間違いなしです!
大根の栄養を損なわずに食べるのはやはり、生の大根おろしが一番で、その食べ方を工夫することによって効能も違ってきます。
大根おろしの「おろす」作業によって、細胞が壊れ、それによって良い効果と効能が発揮されるのです。
そして大根は辛みのないものから、とても辛いものまでありますが、辛ければ辛いほど風邪に効果があるって知っていましたか?
大根の辛みを抑える調理法もありますが、そんなことをしては栄養価を減少させてしまいもったいないので、大人の方は健康のために、多少の辛みは大根の良さとして食事に取り入れることが大切です。
そこでなぜ辛みが風邪予防などに効果があるのかを、ここで説明していきたいと思います。
大根おろしの効果
大根おろしはさまざまな効果があります。
1. 殺菌効果
焼き魚やお刺身と共によく大根は使われていますが、それも抗菌作用を利用しているためで、けして飾りや食感の変化のためにあるわけではありません。
このように大根には殺菌作用があるため、食中毒予防や臭み消しにもなるのです。
2.消化の手助けをする
大根おろしの辛味に含まれているアミラーゼという酵素は、胃腸薬の成分として使われている程、消化を促す効果があります。
これによって胃もたれ、胸やけも防止してくれるため、揚げ物やお肉と共に食べるとより効果が発揮されます。
3. 美肌効果と免疫強化
大根にはビタミンC・Pが含まれているので、それによって血液をさらさらにし、女性には嬉しい美肌効果があります。
そしてビタミンCは免疫力も上げてくれるため、疲労回復にも効果があるのです。
4. がん予防
大根をおろすことによって辛味が出て、それを体内に取り入れることにより胃液の分泌を促すため、胃腸環境を整え、発がんを抑制してくれる効果があります。
大根の効能を最大限引き出す4ポイント
大根の効能を活かすには、これらが重要な4つのポイントになります。
- 大根をおろすときには、勢いよく細胞を壊すイメージで力強くおろす
- 食べる直前におろす
- 大根おろしのときに出る汁は栄養価が高いため、捨てずに使う
- プラスチックではなく、鋼のおろしでしっかりおろし、余る汁を少なくする
大根おろしが余ってしまう場合は、冷凍しておけば栄養も維持できるので、おろしてすぐに使わないものは冷凍保存しておくようにしましょう。
風邪には大根の辛みが一番!?
上記で紹介したように、大根おろしに含まれる辛味成分のイソチオシアネートやおろすときに出る汁にはビタミンCが多く含まれるので殺菌作用があり、風邪の予防又は、治療に役立ちます。
風邪のときには、大根おろしの汁をハチミツや、りんごジュースなどで割って飲むと美味しいのでおすすめです。
多少辛みがあるため、食後にコップ1杯程度を目安に飲むのが良いでしょう。
ご飯を炊くときに少し入れると、ご飯の甘みが増す効果もあるので、捨てずに料理に活用してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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