スローロリスは毒を出す!飼育危険動物の値段とは?

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スローロリスとはどんな動物なのかと思う人もいるかもしれませんが、スローロリスは東南アジアの森に生息しており、木の上で生活しているサルのことです。

このスローロリスはサルなのに毒を出すことのある動物だと言われており、飼育するには危険な動物です。

しかし見た目は、可愛らしく目が飼育したいと言う人もいるかと思いますが、値段などの相場も分からないことも多いですよね。

そこで今回はスローロリスについて、飼育に毒の危険性はあるのかなど値段の相場についても説明していきますので、悩んでいる人は参考にしてみて下さい。

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スローロリスの危険な毒とは

スローロリスは外敵から身を守るために、肘の内側にニオイの元を分泌する腺があり、それを舐めることで唾液にニオイを混ぜグルーミング(毛づくろい)により全身に広げておきます。

このニオイは刺激臭がし、外敵を寄せ付けないようにする効果があり、唾液と混ざることで危険な毒になります。

またスローロリスの親は子供を守るために、子供の体にグルーミングしてニオイを付けています。

スローロリス自体が毒を飲み込んでしまう可能性もありますが、この毒は飲んだとしても消化器で分解されるタイプの毒なため、外から噛みついて注入しなければ効果はありません。

毒の強さはどれくらいの危険なの?と思う人もいるかと思いますが、ヤマカガシという蛇と同じくらいの危険な毒があると言われています。

そのため人間程の大きさの生き物ならば、死に至らせることができるほどの強い危険な毒になります。

このような毒を持つスローロリスですが、ペットとして飼育されているスローロリスは牙を抜いてあるため、毒の心配や危険は無いそうです。

毒を持つ危険なスローロリスの値段とは?

スローロリスの値段はベビーで1匹、約25万程度します。

しかし今では絶滅危惧種に指定されており、現在では値段の前に飼育することができません。

また以前は日本にも輸入されていましたが、2000年以降から合法的な輸入は行われていません。

スローロリスはデリケートな生き物なため、虫歯や風邪でも命に関わってきます。

よって飼育するのも困難になり、動物園などでも値段に関わらず繁殖することは難しい状態です。

スローロリスの詳しい生態

スローロリスは体長30cm、体重0.4kg程度で、同じ大きさの動物と比べてみても、代謝が遅いという特徴があります。

このように代謝や動きが遅いのは、食事した植物や昆虫の解毒を行うためだと言われています。

ゆっくりとした動きのため昆虫などに近付いても気付かれることがないため、捕食することができます。

食事の割合は樹液34%、花蜜31%、果物22%でその他に昆虫などを食べており、植物を食べることの多い生き物です。

またスローロリスは夜行性で、熱帯雨林を好み生息しています。

上記で述べたように絶滅危惧種でもあるスローロリスは、今では飼育することができませんが、可愛らしいスローロリスを動物園などで観察してみてはいかがでしょうか。

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