スカンクと聞くとおならの臭いイメージが強いかと思いますが、皆さんはスカンクの臭いの成分がどんなものかご存知でしょうか。
このスカンクとはアメリカ大陸に生息している、ネコ目スカンク科の動物です。
おならが臭いのが特徴で、冬になると冬眠するわけでもなく、巣穴に閉じこもります。
またスカンクの臭いの成分が凄く、1度喰らってしまうと臭いが取れなくなってしまいます。
そんな強烈な臭いの成分とはどんなものなのか、またスカンクについても詳しく説明していきますので、気になっている人はチェックしてみて下さい。
スカンクの臭いの成分とは
スカンクのおならの成分は、ブチルメルカプタンという分泌液です。
おならのように見えますが、実際はこのブチルメルカプタンという黄色い液体を出しています。
これをまともに浴びてしまうと目に入ることがあれば失明の危険性があり、身体に付着すると4ヶ月は臭いが取れません。
そのため車の中でされてしまうと、臭いがこもりなかなか取れないため、廃車にしてしまうほどの成分があるのです。
どんな臭いなの?と気になる人もいらっしゃるかと思いますが、スカンクのおなら成分ブチルメルカプタンの臭いは
・ニンニク臭
・焦げた髪の毛
・硫黄
などが混ざった臭いがすると言われています。
日本ではスカンクの臭いの被害に遭うことはありませんが、海外にお住まいの人はスカンクが出てくることがあれば注意しておくと良いでしょう。
スカンクの臭いは取れないの?
上記でも述べていますが、スカンクの臭いは強烈で身体に付いてしまうと皮膚などのたんぱく質と結合してしまうため、なかなか落ちません。
さらに口で吸い込んでしまうと、呼吸困難にも襲われる危険なものです。
もしも身体に臭いが付いてしまった場合、身近なものでスカンクの臭いに効果のあるものがあります。
それは「トマトジュース」です。
スカンクの臭いが付いた場合トマトジュースを使用すれば臭いが早く改善されると言われています。
しかし本当かどうかの確信が無いため、100%臭いが落ちると思わないようにし、もしものときには試してみる価値はあります。
自宅でスカンクは飼えるの?
強烈な臭いを出すスカンクは自宅で飼うことはできないのでは?と思うかもしれませんが、ペットとして販売されているスカンクは肛門腺が除去されているため、臭いの心配はありません。
スカンクはつぶらな瞳でふわふわとした尻尾が可愛らしく、飼いたいと言う人もたくさんいます。
またスカンクの寿命は約5年程ですが、ペットとして安全な場所で飼うことで長生きすることができます。
妊娠期間はスカンクのどんな種類かによって異なりますが、大体40日~120日となってきます。
スカンクの赤ちゃんは、生後6週間くらいすると母親と外にでるようになります。
性格は臆病なため、攻撃的になってしまい威嚇行動をとってしまいます。
そのためスキンシップは難しいですが子供の頃から育てていけば、慣れるため飼いやすくなるのでおすすめです。
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