プラナリアとは水槽の中で繁殖しやすい、白く細長い生き物のことです。
このプラナリアは身体が2つに切れても再生し、2匹になるという特徴を持っており、鑑賞には向かないため駆除するのが好ましいです。
プラナリアは淡水の生き物で、水槽にいる魚にもあまり良くありません。
再生するプラナリアを駆除することは難しく、薬品などを使用すると水槽の環境も心配になってしまいますよね。
このような再生力の強いプラナリアは、寿命はどのくらいなのか気になることも多いかと思います。
そんなプラナリアを駆除するために、プラナリアの寿命などついて詳しく説明していきます。
プラナリアの駆除の仕方!
プラナリアは海や川などに生息しており、葉や石に付着しています。
そのためプラナリアの付いた水草や石を使用すると水槽内で繁殖してしまいます。
その他にも海や川の水をそのまま水槽に入れたりすることも、プラナリアが発生する原因になります。
特に害があるわけではありませんが、ちぎれてどんどん増えてしまってからでは駆除が大変になってしまいますのでプラナリアの駆除方法を把握しておきましょう。
・エサを変える
プラナリアは肉食なため、水槽で飼っている金魚などのエサが動物性のものを使用しているとエサの残りを食べて繁殖します。
よって動物性のものではないエサに変えることで、プラナリアが食べるものが無くなり自然と餓死をするのでおすすめです。
・銅イオン
5円や50円、10円玉のコインに銅が含まれており、水槽に付けておくとプラナリアがほとんどいなくなります。
ですがプラナリア以外の無脊椎動物にも銅は猛毒となりますので、水槽にえびなどを飼っている人にはおすすめできません。
コインを取り出した後でも、銅イオンが残っていると無脊椎動物の命に関わってきますので注意しておきましょう。
水槽で再生するの?
プラナリアは切れるだけでは死ぬことはなく、切れた分だけ再生してしまい増殖します。
日本のプラナリアの実験でみじん切りにしたところ、見事に再生したと言われており、プラナリアの再生力は非常に強いものです。
しかし個体によって差があるため、中には再生力の弱いものもいます。
また切る以外にプラナリアを潰してしまうと、プラナリアは死んでしまいます。
駆除する際にもプラナリアをピンセットなどで掴むと切れて再生することがあるため、注意しておきましょう。
プラナリアの寿命は!?
プラナリアは切っても再生するため寿命は無く、ある程度成長したプラナリアは、自ら分裂し繁殖していきます。
どの部分でも再生することができ、どこかに不具合が起こっても再生するので、病気などをしても部分的なものであれば問題ないと言われています。
しかしプラナリア水槽内の水が汚れていると、溶けて無くなり、他の生き物に食べられると死にます。
寿命は無いですが繊細なため、水が綺麗でなければ生きることができません。
このようなプラナリアが水槽に侵入してしまうと、水槽内を1度リセットしなければ完全に駆除することは難しくなります。
自分の水槽の状況を確認し、状況に応じて駆除及び対処することがおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上の情報がお役に立てれば幸いです。
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