カヤネズミは日本で一番小さなネズミで、尻尾を含めない頭からお尻までは54~79mmしかなく、体重はわずか7~14gです。
ネズミというと可愛いイメージはしませんが、カヤネズミは意外に可愛らしい顔をしており、ハムスターに似ています。
しかしカヤネズミは長い尻尾を持っているため、ネズミ感があります。
カヤネズミの尻尾にも毛が生えていれば、ハムスターと同じようにペットとして人気があったかと思います。
そんなカヤネズミですが、実はペットとして飼育することができ、飼育する時の巣や餌はどうするのか気になりますよね。
そこでカヤネズミについて解説していきますので、巣や餌はどうすればいいのか、参考にしてみて下さい。
カヤネズミについて
カヤネズミは、なぜか青森県や秋田県、岩手県などの東北地方や南西諸島においては、まだ発見されていません。
このカヤネズミは地表から約1mの高さに、直径10㎝ほどの小さな球形の巣を作ります。
そして、餌はバッタやイナゴなどの昆虫などを中心に食べて暮らします。
ですが餌や食物が不足してしまうと、自分の子供を食べてしまうこともあります。
ドブネズミのように人家に上がり込んだり、稲を食い荒らしたりすることはない大人しい生き物で、寿命は約1~2年程だそうです。
飼育する時の巣や餌は?
可愛らしく飼いたいと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、今では絶滅危機種に指定されており、自宅で飼うことは難しいです。
日本在来野生種のネズミ類は飼うことができませんし、捕獲禁止となっています。
絶滅が危惧されているからと言って最近ではペットショップで売られているらしいですが、反対の声も多く、ペットとしての飼育方法や、巣などの情報は少なく困ってしまうこともあるかと思います。
カヤネズミは動物園で見ることもでき、マウス用のペレットや種子類を餌にしており、果物や野菜も餌として食べます。
またカヤネズミはイネ科の植物を使用して巣を作るため、ストレスを感じさせないためにも同じような巣を作ってあげると良いでしょう。
しかし今ではカヤネズミを飼うことも難しいので動物園などで、一目みたい!という方は観察することがおすすめです。
野生動物はペットにするとストレスを感じる
野生動物にとっては、もともと暮らしている環境から引き離されることは、大きなストレスになります。
カヤネズミの場合は、ストレスを感じると毛が抜けたり、互いの尾をかじり取る、皮膚病で尾がただれた、などの意見も良く目にします。
また他のノネズミ同様、カヤネズミにもダニが寄生していますが、ダニが媒介するツツガムシ病は人間にも感染しますので注意が必要です。
そして、カヤネズミの生息環境は、河川改修などが原因で年々悪化していて、日本だけではなく、世界的にも生息数が減ってきています。
その他にも外国産のカヤネズミが逃げ出したり、飼えなくなったからと捨てられてしまえば、日本のカヤネズミを脅かす存在になるかも知れないのです。
ネズミとはいえ、野生動物を飼うということは決して簡単なことではありません。
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